最大の見せ場
昼食休憩明けに衝撃の一手が指されました。△7七銀は56分の考慮ですが、昼食休憩も合わせると2時間近く読んでの着手で、すごみを感じさせます。中田八段は代えて△7七角成のタダ捨てを示していてましたが、本譜は控室で予想されていませんでした。
中田八段は「銀打ったの? はっはっは(笑)、なんだその手は。▲7七同桂△同角成▲同金に△6五桂が詰めろ? いや、1枚足りないか。すごい攻め合いだな。なかなかこんな手は出てこないですからね。すごい将棋ですね。▲3二飛に△7七銀の応酬は最大の見せ場」と控室のモニターに釘付けです。
図の△7七銀では△5一金が自然ですが、▲2二飛成(参考図)で先手玉が安泰になります。以下△6二銀(▲6二銀の防ぎ)では攻め味に乏しくなるため、本譜は後手が勝負に出た格好です。
(玉響)

