女流王位戦中継Blog

（感想戦は17時50分頃にお開きとなりました）

（本局の棋譜用紙）

以上で本局の中継を終了致します。
ご観戦ありがとうございました。

（虹）

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「相手の△３三桂（26手目）のタイミングが早かったので▲６七角（27手目）と打ちました。その後の展開には手応えがあり、途中でおかしくしたところもありましたが、▲６七馬（105手目）でいけるかなと思いました」（里見女流王位）

「▲６七角（27手目）への対応の仕方がよく分かりませんでした。反発する順を見つけたかったんですけど……。△９五歩（40手目）からの反撃も切れ模様だったので、こちらの指し方がおかしかったのだと思います」（甲斐女流四段）

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第24期女流王位戦第１局は、４月25日16時26分、107手で里見女流王位が勝ちました。消費時間は▲里見２時間３分、△甲斐３時間31分（持ち時間各４時間）。

第２局は５月９日（木）に北海道苫小牧市「グランドホテルニュー王子」にて行われます。

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図は16時10分頃の局面。働きの弱りつつあった１二の馬を、最前線の９筋へと向かわせました。立会人の若松七段、Twitter解説の八代四段が予想していた一着です。次に▲７七馬と寄る手が厳しいようです。

（対局開始時の里見女流王位）

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図は15時50分頃の局面。消費時間は、▲里見１時間40分、△甲斐３時間15分。甲斐女流四段は、42手目以来の△９七歩▲同香△９八歩の端攻めに出ました。９筋を制した方が勝負を制することになりそうです。形勢は先手優勢と言われています。

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図は15時20分頃の局面。５六の銀を追って歩を突き出しました。

対する里見女流王位は、銀を捨てて▲９八香と着手しました。９筋を逆襲して後手玉を追い詰める狙いです。

今度は甲斐女流四段が取れる銀を取らず、△８五銀で９筋を補強して応じました。終盤らしい応酬が続きます。

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本局の大盤解説会は、姫路市「姫路キャスパホール」にて行われます。山陽姫路駅に隣接した山陽百貨店「CASPA」の７階に位置しており、お立ち寄りしやすい会場となっております。

　日時　：４月25日（木）午後４時から終局まで
　会場　：姫路キャスパホール（姫路市西駅前町88）
　解説者：神吉宏充七段　聞き手：長谷川優貴女流二段
　備考　：入場無料、「次の一手クイズ」などがあります
　問い合わせ：神戸新聞社地域活動局（電話＝０７８・３６２・７０８６）
　（日本将棋連盟 第24期女流王位戦イベント情報 第１局 大盤解説会情報より）

なお、夢乃井では大盤解説会は開催されませんのでご注意ください。

（山陽百貨店「CASPA」）

（キャスパホール入口）

（キャスパホール内部）

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図は15時前の局面。次に△２七銀で先手の飛車を取ることができます。また△３九歩成も有力です。八代四段は「70手目辺りはまだ先手が指せるかと思いましたが、もう互角に戻っていそうです」と形勢判断をしました。

▲９九香△３九歩成▲９四歩と進んで15時になりました。消費時間は、▲里見１時間29分、△甲斐２時間52分。▲９四歩の着手時、里見女流王位は力強い手つきでした。この歩を打てたのが大きく、再度先手有利になったと言われています。

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