第35期女流王位戦挑戦者決定戦

2024年3月15日 (金)

五番勝負日程

五番勝負の日程は以下の通りです。

第1局 4月25日(水)徳島県板野郡「樫野倶楽部樫野邸」 第2局 5月9日(木)北海道札幌市「ホテルエミシア札幌」 第3局 5月23日(木)福岡県飯塚市「麻生大浦荘」 第4局 6月12日(水)兵庫県姫路市「夢乃井」 第5局 6月19日(水)東京都渋谷区「東京・将棋会館」

以上で本日の中継を終了します。ご観戦いただきありがとうございました。

(生姜)

終局直後

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Dsc_0137(福間香奈女流王位への挑戦権を得た加藤桃女流四段)

Dsc_0145(敗れた伊藤沙女流四段)

Dsc_0140(加藤桃女流四段は体調が思わしくないとのことで、この日のインタビューは実施されなかった)

Dsc_0151(感想戦も行わないことに。加藤桃女流四段は伊藤沙女流四段に手を合わせて詫びていた)

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※追記。加藤桃女流四段は「久しぶりの女流王位戦なので体調を整えながら開幕局では自分らしくのびのびした将棋を指したいです」とコメントを残しました。

(生姜)

加藤桃女流四段が挑戦者に

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145手で、加藤桃女流四段が伊藤沙女流四段をくだしました。終局時刻は18時7分。消費時間は▲加藤2時間59分、△伊藤2時間59分。勝った加藤桃女流四段は、福間香奈女流王位への挑戦権を獲得しました。加藤桃女流四段の女流王位挑戦は、4期ぶり2回目です。第35期女流王位戦五番勝負は、4月25日(木)に徳島県板野郡「樫野倶楽部樫野邸」で開幕します。

(睡蓮)

勝ちにいく

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加藤桃女流四段が勝ちにいっています。自陣に成桂を作られて自玉も怖くなりましたが、この▲8二飛が期待の王手。△4一玉は▲8一飛成△5一歩▲5二歩、△6二桂も▲5三歩△同玉▲5四歩と手が続きます。

Dsc_0054(加藤桃女流四段が踏み込んでいった)

(生姜)

17時、熱戦続く

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時刻は17時を回りました。双方とも崩れずに戦いが続いています。ここで▲5九金と引いた手を見て、検討陣から「はーっすごいな」と感嘆の声が漏れました。4九角を左に働かせる狙いと、△3九飛に備えています。

Dsc_0102001(形勢不利と見られていた伊藤沙女流四段だが、大崩れせず指し進める。むしろ持ち直したという声も)

(生姜)

熱を帯びる盤上

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加藤桃女流四段が抜け出したかに思えましたが、意外に後手玉の懐が深く、寄せきるのは簡単ではないようです。この△8七歩に加藤桃女流四段は23分の熟考で▲5七桂。どっしりと力をためました。以下△7四飛に▲7六歩と打ち、自玉をしっかり補強します。

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代えて▲4五銀△5三玉▲6五銀といった攻めも見えますが、加藤桃女流四段は焦っていません。16時30分、形勢は先手よしではありますが、勝つまではまだまだ大変のようです。長期戦になりました。

Dsc_0124 (控室に戸辺誠七段が来訪。先手が7筋をケアしながら手厚くできるかどうかと関係者に見解を示した)

Dsc_0129_2 (佐藤紳哉七段も訪れ、検討の輪に加わる。「(先手が)1枚多いんですね」と佐藤紳七段)

Dsc_0133(LPSA代表理事の中倉宏美女流二段も。熱戦を前に検討も活発化)

(生姜)

形勢に差がつく

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伊藤沙女流四段が居玉からにょきにょきと三段目に玉を進出させました。上部脱出を見せ、あわよくば入玉が理想です。しかし先手の駒台は豊富かつ、自陣の大駒をさばかせてしまいそうなのでどうか。ここで加藤桃女流四段は▲2五飛と切りました。△2五同歩に▲1五角の王手成銀取りを狙っています。そうなれば先手陣がすっきりしますし、4九角も生き生きとしてきそうです。実戦は△2五同歩▲1五角△4四玉▲3七角△5四歩と進んでいます。

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△5四歩は▲5五銀を防ぎつつ5筋に逃げ道を作っています。ただ、辛抱の感は否めません。形勢自体は先手がよくなりました。

Dsc_0099001(加藤桃女流四段は後手玉を捕まえられるか)

(生姜)

伊藤沙女流四段が千日手模様を打開

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午後のひととき、控室では千日手の可能性について言及されていました。上図の△2五銀に▲4九角△3四銀▲1六角△2五銀▲4九角と進んだからです。先手は千日手やむなしの姿勢で、打開するとしたら後手の伊藤沙女流四段次第でした。

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伊藤沙女流四段は先手番を得ることもできましたが、△8五歩と伸ばして打開しました。これは形勢に自信がある意思表示といえます。確かに4九角が狭いですし、後手の態勢もまずまずです。以下は▲3五銀△3七歩成▲同桂△3六銀▲4四銀△3七銀成と進み、さらに局面が激しくなりました。

時刻はそろそろ15時。過去の両者が争った第31期の挑戦者決定戦では14時44分に決着がついていました。本局は熱のこもった戦いが続いています。

Dsc_0018_2(伊藤沙女流四段は千日手にせず勝ちにいく)

(生姜)

先手に選択肢

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先手は3筋、後手は7筋から動いて局面の流れが激しくなってきました。この△3六歩は4六銀が動いた際に△3七歩成▲同桂△3六歩を見せたもの。ここで候補手は▲1六角、▲2四歩、▲7四歩など。形勢はまだまだ難しそうです。

Dsc_0112(本日の東京・将棋会館の対局立会人を務める佐藤義則九段。棋譜コメントを入力する記者に見解を寄せた)

Dsc_0116(日本将棋連盟常務理事を務める片上大輔七段も控室に顔を見せた。先手が少しよさそうと見ている)

Dsc_0119(上図の△3六歩に▲2四歩がひと目という。△同歩▲同飛△2三金▲2八飛の進行を挙げた)

Dsc_0120(ほかには▲7四歩も「立派な手ですか」(片上七段)とのこと。先手の選択肢が広いようだ)

(生姜)

対局再開

Dsc_0081(12時30分、伊藤沙女流四段が先に戻る)

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Dsc_0091(加藤桃女流四段は12時36分に戻った)

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Dsc_0111(伊藤沙女流四段はすぐに指さなかった)

(生姜)

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