五番勝負日程
五番勝負の日程は以下の通りです。
第1局 4月25日(水)徳島県板野郡「樫野倶楽部樫野邸」 第2局 5月9日(木)北海道札幌市「ホテルエミシア札幌」 第3局 5月23日(木)福岡県飯塚市「麻生大浦荘」 第4局 6月12日(水)兵庫県姫路市「夢乃井」 第5局 6月19日(水)東京都渋谷区「東京・将棋会館」
以上で本日の中継を終了します。ご観戦いただきありがとうございました。
(生姜)
五番勝負の日程は以下の通りです。
第1局 4月25日(水)徳島県板野郡「樫野倶楽部樫野邸」 第2局 5月9日(木)北海道札幌市「ホテルエミシア札幌」 第3局 5月23日(木)福岡県飯塚市「麻生大浦荘」 第4局 6月12日(水)兵庫県姫路市「夢乃井」 第5局 6月19日(水)東京都渋谷区「東京・将棋会館」
以上で本日の中継を終了します。ご観戦いただきありがとうございました。
(生姜)
145手で、加藤桃女流四段が伊藤沙女流四段をくだしました。終局時刻は18時7分。消費時間は▲加藤2時間59分、△伊藤2時間59分。勝った加藤桃女流四段は、福間香奈女流王位への挑戦権を獲得しました。加藤桃女流四段の女流王位挑戦は、4期ぶり2回目です。第35期女流王位戦五番勝負は、4月25日(木)に徳島県板野郡「樫野倶楽部樫野邸」で開幕します。
(睡蓮)
加藤桃女流四段が抜け出したかに思えましたが、意外に後手玉の懐が深く、寄せきるのは簡単ではないようです。この△8七歩に加藤桃女流四段は23分の熟考で▲5七桂。どっしりと力をためました。以下△7四飛に▲7六歩と打ち、自玉をしっかり補強します。
代えて▲4五銀△5三玉▲6五銀といった攻めも見えますが、加藤桃女流四段は焦っていません。16時30分、形勢は先手よしではありますが、勝つまではまだまだ大変のようです。長期戦になりました。
(控室に戸辺誠七段が来訪。先手が7筋をケアしながら手厚くできるかどうかと関係者に見解を示した)
(佐藤紳哉七段も訪れ、検討の輪に加わる。「(先手が)1枚多いんですね」と佐藤紳七段)
(LPSA代表理事の中倉宏美女流二段も。熱戦を前に検討も活発化)
(生姜)
午後のひととき、控室では千日手の可能性について言及されていました。上図の△2五銀に▲4九角△3四銀▲1六角△2五銀▲4九角と進んだからです。先手は千日手やむなしの姿勢で、打開するとしたら後手の伊藤沙女流四段次第でした。
伊藤沙女流四段は先手番を得ることもできましたが、△8五歩と伸ばして打開しました。これは形勢に自信がある意思表示といえます。確かに4九角が狭いですし、後手の態勢もまずまずです。以下は▲3五銀△3七歩成▲同桂△3六銀▲4四銀△3七銀成と進み、さらに局面が激しくなりました。
時刻はそろそろ15時。過去の両者が争った第31期の挑戦者決定戦では14時44分に決着がついていました。本局は熱のこもった戦いが続いています。
(生姜)