第22期女流王位戦五番勝負第4局

2011年6月21日 (火)

感想戦(5)

感想戦は1時間ほどかけてじっくり行われた。
中・終盤は双方に勝ち筋がある二転三転の大熱戦だったが、最後は清水が勝ち切った。

43_

43_2


本日は観戦いただきありがとうございました。
第5局も熱戦をご期待ください。


(若葉)

感想戦(4)

42_


42__2


42__3


42__4


(若葉)

感想戦(3)

41_


41__2


41__3


41__4

(惜しくも勝利を逃した甲斐女流王位。本局でのタイトル防衛はならなかった)


(若葉)

感想戦(2)

40_


40__2


40__3


40__4

(勝った清水女流六段。これで2連敗の後の2連勝。2勝2敗の五分とし、五番勝負の行方は最終局へと持ち越された)


(若葉)

終局後のインタビュー

清水女流六段「△2四香を打ったところでは1手勝ちの読みだったが、うまく2手スキをかけられなかった。△2七桂成からは切れ筋になってしまった。最後はこちらの詰み筋がない形になって勝ちと思った」
甲斐女流王位「終盤の入り口は負けの展開かなと考えていたが、▲5一とが間に合って良くなかったと思った。間接的な王手飛車をかかって分からなくなった」

感想戦(1)

対局室では現在、立会人の脇八段、観戦記担当の高林譲司さんをまじえて感想戦が行われています。

39_


(若葉)

清水女流六段勝利。タイトルの行方は第5局へ

Jo_oui20110621_144 甲斐智美女流王位に清水市代女流王位が挑戦する第22期女流王位戦第4局は19時44分、144手で清水女流六段の勝ちとなりました。消費時間はともに3時間59分。この結果、五番勝負は2勝2敗となり、タイトルの行方は最終第5局に持ち込まれました。

モニター

38_

(大きく乱れる駒台)

(若葉)

大勢決したか

長い戦いになると思われたが、激しい切り合いの順に踏み込んでいく両者。
甲斐は▲4四桂~▲2三香成と迫ったが、△3五桂(図)まで進むとどうやら足りないようだ。控室では後手勝ちか、と言われている。

37_136


(若葉)

巻き戻し

36_118

図は19時20分頃の局面。
詰むや詰まざるやの局面もあったが、両者の陣形がしっかりして再び中盤戦に戻ったような形になっている。△3三銀打が堅い。「これは長くなりそうですね」「まだまだ終わらないですか」という声が控室では聞かれる。
駒割は▲桂△銀の交換。次に△6七歩~△6八歩成が間に合えば後手の銀得となる。後手が指しやすいか、という声も再び出るようになってきた。


(若葉)

カテゴリ

ブログ内検索

  • Loading
このサイト内に掲載の記事、写真などの一切の無断転載を禁じます。