2019年6月 6日 (木)
谷口が本戦進出
この局面で脇田女流1級が投了しました。終局時刻は16時38分。消費時間は、▲谷口3時間0分、△脇田2時間53分。
勝った谷口女流二段が本戦進出を決めました。
致命傷は避けたものの
最後の勝負
先手は間隙を縫う利かしによって、なんとか主導権を握り返しました。先手陣はほぼ受けなしながら、詰めろではありません。対して、後手玉は▲6四桂△6二玉▲6一竜△同玉▲8三馬△5一玉▲6一飛までの詰めろになっています。
後手にうまい受けがあるでしょうか。なければ逆転で先手勝勢ということになります。
先手の頑張り
後手が攻めきるか
味よしの角合わせ
先手が攻勢を取っていましたが、図の△6四角から、流れが変わりつつあります。後手からは角を生かした△3六桂の攻めがあったため、先手としては▲6四同馬と応じるしかなかったようですが、△同銀で先手の攻めが細くなりました。以下先手は▲9八飛としました。△5八歩成なら▲同金△同成桂▲同飛と耐えられそうですが、△5五角の筋が厳しそうに見えます。