2014年7月25日 (金)

定刻の10時に対局開始。西山奨励会初段は振り飛車党、清水女流六段は居飛車党。初手から▲7六歩△8四歩▲5六歩△8五歩▲7七角と進んだ。先手の作戦は中飛車か、それとも向かい飛車か。

A070 (対局開始)

A084 (西山奨励会初段は初手に角道を開けた)

A078 (清水女流六段は2手目に飛車先を突く)

西山奨励会初段は9時45分には下座についていた。清水女流六段は9時52分に入室。すぐに駒箱が開けられた。

A016 (西山奨励会初段、清水女流六段の順に入室)

A064 (清水市代女流六段)

A056 (西山朋佳奨励会初段)

A030

A059 (対局室は銀沙の間)

2014年7月25日(金)は第4期リコー杯女流王座戦・本戦2回戦、清水市代女流六段-西山朋佳奨励会初段戦を中継する。対局場は東京・将棋会館の「銀沙」。対局開始は10時。持ち時間は各3時間。先後は振り駒で決定する。
両者は初手合い。清水は4回連続の本戦出場。第1期は五番勝負に進出した。西山は2回目の本戦出場。第2期は2回戦で敗れた。
棋譜・コメント入力は八雲、ブログは牛蒡が担当する。

2014年7月24日 (木)

Imgp1056 伊藤奨励会1級 「リコー杯はベスト4が最高成績なので、準決勝に勝ち進みたいと思っています。しかし、次はどちらが勝ち上がってきても強敵。とにかく、いい将棋が指すという気持ちで挑みたいと思います」

本局に勝利した伊藤奨励会1級は、清水市代女流六段-西山朋佳奨励会初段戦の勝者と準決勝を戦う。

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※この記事の写真はリコー社製一眼レフカメラ、PENTAX K-30で撮影しています。

第4期リコー杯女流王座戦本戦2回戦▲中井広恵女流六段-△伊藤沙恵奨励会1級戦は、74手にて伊藤奨励会1級が勝利した。

【図】は、中井女流六段が投了を告げた局面。
次は△4六香が厳しく、先手は飛車取りと△2四金上が受からない局面だった。

伊藤奨励会1級は、終始積極的な指し回しが光る1局での勝利。次は、清水市代女流六段-西山朋佳奨励会初段戦の勝者と準決勝を戦う。

74_2終局時刻は14時57分。
消費時間は▲中井2時間44分、△伊藤54分(持ち時間、各3時間)。

Imgp0980 58 飛車を取ろうとする後手に対して、先手が上手く対応できるかどうかの中盤戦。
先手が慌ただしい状況の中、後手は△4八銀と打って香を取りにいった。△3九銀成と香を取れば、次に△2三香と打って飛車を取れる形だ。

先手はいくら玉が堅いとはいえ、飛車が取られてしまっては勝ちにいく手段がほぼない状態となってしまう。

後手がこの△4八銀から根こそぎ駒を取って完封勝ちとなるのか、それとも先手が上手く対応するのか。中盤の勝負所を迎えているようだ。

Imgp0959 (先手側から見た実際の局面)

Imgp0963 (本日の対局で使用されているのは、富月師作、菱湖書の盛上駒。堅い矢倉に守られている先手玉には「菱湖書」と書かれている)

Imgp0969 (比べると、やはり後手玉は不安が多い形。こちらには「富月作」と書かれている)

※この記事の写真はリコー社製一眼レフカメラ、PENTAX K-30で撮影しています。