表彰式 「通過証」に加え、畠山鎮七段の著書『これからの相矢倉』がそれぞれ贈られました。 (1ブロック優勝、崎原知宙さん) (2ブロック優勝、松下舞琳さん) (3ブロック優勝、和田はなさん) (畠山鎮七段を囲んで記念撮影) 以上で本日の中継を終了します。ご覧いただきまして、まことにありがとうございました。
和田はなさんインタビュー ―― 一次予選進出を決めたいまのお気持ちはいかがですか。「今回、東京の予選で負けてしまったので、こちらでしっかりと勝ててよかったです」 ―― 今日の対局で印象に残っているものはありますか。「トーナメント1回戦で千日手になりました。初手から30秒で厳しいかなと思ったんですが、うまく指せました。そこで勝てて弾みがついたと思います」 ―― 次戦はいよいよプロが出場する一次予選です。意気込みをお願いします。「前回は悔いが残った将棋になってしまいました。あのときより、いまは強くなっていると思うので、自分らしさを出していい将棋を指したいです」
松下舞琳さんミニインタビュー ―― 本日の戦いぶりを振り返っていかがでしたか?「予選から逆転が多くて大変でした」 ―― 決勝の将棋については?「自玉が危なくて怖かったです。ハッキリした寄りは見えませんでした。勝ちだと思ったのは最後、詰みが見えたところです」 ―― 一次予選に向けての抱負は?「自分の力を全部出しきれるように頑張りたいです。楽しみです」
崎原知宙さんインタビュー ―― 初めての代表獲得です。一日を振り返ってみていかがですか。「予選で経験のない戦型を選んでしまって、最後も負けの変化がありました。そこを強気に攻めて勝てたのは大きかったと思います。決勝戦は中終盤で攻めあぐねてしまって……終盤の弱さが出てしまいました。次までに少しでもよくしたいです」―― 一次予選に向けての抱負をお願い致します。「女流棋士の先生と指すのは初めてです。対局まで短い期間ですが、しっかりと準備をして臨みたいです」
第1ブロック決勝を崎原さんが制す 崎原 知宙(大阪府) ○-● 木村 朱里(滋賀県)▲木村アマ-△崎原アマ戦は、図の局面で崎原さんの勝ちとなりました。終局時刻は17時10分。消費時間は▲木村アマ20分、△崎原アマ20分(持ち時間各20分、チェスクロック使用、切れたら一手30秒)。勝った崎原さんは一次予選進出を決めました。 (前期の悔しさをはねのけて、崎原さんが代表を獲得) (敗れた木村さんは初参加で準優勝と健闘した) (感想戦の様子)
2ブロックは松下さんが勝ち上がる 2ブロック決勝、▲松下舞琳アマ(熊本県)-△吉川惠アマ(広島県)戦は111手で松下さんの勝ちとなりました。終局時刻は17時3分。消費時間は▲松下アマ20分、△吉川アマ20分(チェスクロック使用)。 (攻め込まれた松下さんは鋭く反撃を決めた) (吉川さんは惜しくも届かなかった) (感想戦に畠山鎮七段が加わる。鈴木大介九段も姿を見せた)
第3ブロック・和田さんが一次予選進出を決める ▲和田アマ-△山田アマ戦は、103手までで、和田さんの勝ちとなりました。勝った和田さんは、一次予選への出場が決まりました。終局時間は16時57分で、消費時間は両者20分(チェスクロック使用)。 (勝った和田はなさんは第4回以来の一次予選進出を決めた) (感想戦には畠山鎮七段も参加した)
2ブロック決勝▲松下アマ-△吉川アマ 対局開始 第9期リコー杯女流王座戦アマチュア予選西日本大会2ブロック決勝より、吉川惠さん(広島県)と松下舞琳さん(熊本県)の一戦をお送りします。対局は関西将棋会館にて、4月21日(日)16時10分開始。持ち時間は各20分(チェスクロック使用)。切れたら1手30秒未満の秒読みになります。本局の中継は飛龍がお送りします。どうぞよろしくお願いいたします。 (先手の松下舞琳さん) (後手の吉川惠さん) (駒を並べる両者。決勝戦は黄楊駒が使われる)