対局室の掛け軸 掛け軸は五番勝負のために書家の紫舟(シシュー)さんが書いた逸品。 「リコー杯女流王座の『王』の字を力強く書くよう意識しました」。また「書でなかなかカタカナは書く機会はないですね(笑)」と話す。墨は黒に藍色の墨を混ぜたもので真っ黒ではない。完成までは3週間を要したとも話していた。 谷川九段に駒のレクチャーを受ける。 (吟)
相掛かりに 清水女流六段の振り歩先で振り駒が行われ、歩が4枚で清水女流六段の先手に決まった。 ▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金の進行で戦型は相掛かりとなった。対局開始から5分ほどで図の▲3八銀まで進んだ。 (吟)