2011年4月17日 (日)

出場選手が揃い、開会式が行われました。

大会に先立ち、主催者を代表して株式会社リコー総合経営企画室コーポレートコミュニケーションセンター所長、斉藤穣氏による挨拶が行われています。

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<株式会社リコー 総合経営企画室コーポレートコミュニケーションセンター所長
 斉藤穣氏>

いよいよ第1回のリコー杯女流王座戦が開幕です。日本は3月11日の震災以来、特に東日本のほうで暗いムードが続いていますが、みなさんにがんばっていただいて、明るい元気な日本にしていく1つのイベントとさせていただきたいと思います。
優勝賞金500万円という女流棋戦の中でも最高峰となっております。本大会の特徴としては、女性は誰でも参加できる大会となっています。ぜひ本日勝ち残って、一次予選に進んでください。強豪の方が多く出られているとうかがっています。非常に厳しい戦いになるかと思いますが、ぜひがんばっていただければと思います。


(若葉)

午前中は2勝通過、2敗失格のシステム。
1回戦の勝者は、午前の予選通過に大きく近づくこととなります。
注目の1回戦は、以下のように対戦カードが決まりました。

酒井彩花  (京都) - 荒堀みのり(京都)
不破早央里(京都)  - 北村桂香  (京都)
室谷早紀  (大阪) - 山部咲笑  (京都)
相馬美咲  (愛知) - 長谷川優貴(兵庫)
前田茉紀  (京都) - 山田 桃  (広島)
高浜愛子  (大阪) - 小栗菜海  (京都)
藤田麻衣子(東京)  - 山田美晴  (兵庫)
諏訪景子  (大阪) - 藤井奈々  (京都)
石本さくら(大阪) - 小林愛実  (京都)
芦田実里  (京都) - 中 七海  (兵庫)
浅野法子  (大阪) - 田村真理子(東京)
中谷純子  (兵庫) - 山根ことみ(愛媛)
山口真子  (大阪) - 佐藤陽子  (大阪)

(淡)

おはようございます。
本日10時より、リコー杯女流王座戦がいよいよ開幕します。

本選に先立って関西将棋会館で行われるのはアマ西日本大会。26名の参加者の中から、3名の代表が選抜されます。午前中は2勝通過、2敗失格の予選が、午後からは予選勝ち抜き者による決勝トーナメントが行われます。

本ブログでは、大会の模様を写真をまじえてお伝えいたします。取材を担当しますのは若葉、淡記者、坐韻記者です。
どうぞお楽しみください。

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(若葉)


2011年4月12日 (火)

記念すべき第1期リコー杯女流王座戦一次予選の出場をかけて、大阪で4月17日(日)に、そして東京で4月30日(土)に予選会が行われます。
本棋戦は、全ての女性に門戸を開く大会として、将棋界で初となるエントリー制を採用した完全なるオープン大会となっています。
なお、今回の一次予選出場者数は、東京予選会で5名、大阪予選会で3名となります。

期日・会場
【東/2011年4月30日(土)】
津田ホール1階「会議室」  東京都渋谷区千駄ヶ谷1-18-24
JR千駄ヶ谷駅前(駅前の信号を渡りすぐを右折)
【西/2011年4月17日(日)】
関西将棋会館4階「多目的ホール」 大阪市福島区福島6-3-11
JR環状線福島駅下車 徒歩2分
※いずれも午前9時30分受付 10時開始
参加資格
現役女流プロ棋士、奨励会在籍の女性を除く女性
予選会の勝ち抜き者(東西で合計8名程度)は5月21日(土)に東京・千駄ヶ谷「けんぽプラザ」(将棋会館隣)で行われる本棋戦の一次予選に出場していただきます。(交通費・宿泊費は主催者負担)
大会方式
午前:2勝通過、2敗失格の予選
午後:決勝トーナメント
(いずれもチェスクロック使用15分・使い切ったら30秒の秒読み)
午前中の敗退者にはプロ棋士よる10面指し指導対局を抽選にて行います。
東/佐藤和俊五段、西/村田顕弘四段

なお、当日はこちらの中継ブログで東西予選会の模様をレポートいたしますので、お楽しみ下さい。

リコー杯女流王座戦について
棋戦参加対象者は現役女流棋士・女性奨励会員、それ以外の全ての女性でアマチュア予選を勝ち抜いた者(アマチュア予選は別途実施)。本棋戦の出場については現役女流棋士・女性奨励会員を含めて将棋界初となるエントリー制による完全なオープン大会。タイトル戦および、挑戦者決定戦の模様を日本経済新聞に掲載。
正式名称
「リコー杯女流王座戦」
タイトル称号名
「女流王座」
対戦方式
一次予選、二次予選、本戦トーナメント(16名)、決勝五番勝負(第1期のみ本戦決勝を五番勝負とする)
持ち時間
一次予選 各40分(チェスクロック使用)
二次予選 各3時間(チェスクロック使用)
本戦・決勝五番勝負 各3時間
優勝賞金
500万円
準優勝賞金
150万円
2011年4月 3日 (日)

株式会社リコーと社団法人日本将棋連盟は、2011年3月10日に「リコー杯女流王座戦」の設立を発表致しました。本棋戦は、日本経済新聞社の特別協力の下、今年4月から開催します。20100310

リコー杯女流王座戦(本棋戦)には、3つの特徴があります。

  1. 女流棋界最高峰のタイトル戦
    優勝賞金は女流棋戦最高額の500万円で、優勝者にはリコー杯女流王座の称号が授与されます。予選、本戦を勝ち抜いた2名の選手が戦うタイトル戦は五番勝負で行われます。初年度の第1期については第一局を東京、第二局は愛知、第三局を大阪の各都市で実施。タイトル戦とあわせて、各都市で将棋イベントを開催します。
  2. すべての女性に門戸を開くオープン大会
    出場する選手の対象をすべての女流棋士に加え、女性奨励会員、アマチュアの女性にまで拡大。本棋戦の出場については女流棋士・女性奨励会員を含めて、将棋界初となるエントリー制による完全なオープン大会とします。アマチュア選手は別途、予選会を実施して選抜します (8名程度) 。
  3. 将棋のグローバル化への貢献
    将棋界としてははじめて、出場選手に海外枠を設けました。 第1期については海外推薦枠による招待を実施します。第2期以降は、タイトル戦を海外で開催することを計画。将棋のグローバル化に貢献します。

本棋戦は、今年4月にアマチュア予選を開始し、5月からはエントリーした女流棋士・女性奨励会員を含めた予選を実施します。予選を勝ち抜いた16名の選手は6月から開催予定の本戦トーナメントに出場。10月からは勝ち残った2名によるタイトル戦(五番勝負)を開催します。2012年1月に就位式を行います。