リコー杯第14期女流王座戦本戦(主催・株式会社リコー、特別協力・日本経済新聞社)から、伊藤沙恵女流四段-磯谷祐維女流初段戦を中継します。対局は7月19日(金)10時に東京・将棋会館で行われます。持ち時間は各3時間(チェスクロック方式)。切れたら1手60秒の秒読み。先後は振り駒で決められます。
本局の中継は独楽が担当いたします。よろしくお願いいたします。
【棋譜】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/14/joryu_ouza202407250101.html





(勝った和田女流二段。これで準々決勝進出となり、次戦では香川愛生女流四段と対戦する)
(敗れた中村女流四段)
(感想戦は別室で行われた)
▲中井-△岩根戦は111手で中井女流六段が勝ちました。終局時刻は17時0分。消費時間は▲中井3時間0分、△岩根3時間0分。勝った中井女流六段は2回戦で西山朋佳女流三冠と対戦します。
▲中井-△岩根戦は図から▲8一金が送りの手筋になりました。後手玉が捕まっているようです。
▲中井-△岩根戦は、中井女流六段が▲7一角(図)と捨てて寄せにいきました。以下△7一同玉▲8三金に△7二金打で攻めが続くかどうか難しいところです。
▲中井-△岩根戦は図の局面を迎えました。一時は危険が迫ったいた後手玉ですが、一気に寄せられる形ではなくなりました。後手は▲角桂△金銀の交換で駒損ではありますが、△9六歩と反撃に転じています。振り飛車が持ち直したようです。
▲中井-△岩根戦は1図から▲5二歩△6二角▲2三歩成△3六歩▲3三と△4七歩成▲2四角(2図)と進みました。先手は銀を取られたものの、桂を取り返しながら飛車の成り込みを見ています。2図から△1四飛に▲4二との活用が▲5一歩成の攻めを見て厳しそうです。中井女流六段がペースを握ったかもしれません。


(今朝の和田女流二段)