16時20分ごろの検討状況 図で▲5三銀成△同金▲6六銀△4六桂(参考図)が検討されていますが、そこで先手の応手が難しいと言われています。自然な手は▲4八金ですが、それは△8六飛で困りそうです。「先手優勢と言われていましたが、かなり難しい将棋になりましたか?」(関係者)「もはや『難しい』を通り越して、後手有望になったかもしれません」(検討陣) (鋭く追い上げる清水女流六段。写真は朝の表情)(牛蒡)
形勢接近 序盤から先手優勢と言われていましたが、1図で▲4四歩△同歩▲4三歩の攻めの評判が芳しくありません。「▲4四歩以下の攻めは指しすぎでは?」という意見もありました。1図から▲4四歩△同歩▲4三歩△8六歩▲同歩△6五歩と進んで2図。後手の飛車と角に活が入りました。控室では「後手が息を吹き返して、大変な将棋になっている」と言われています。 (朝の加藤奨励会1級。状況の変化にうまく対応したい) (牛蒡)
15時30分ごろの控室 (検討陣が次々と入れ替わって、さまざまな意見が出されている) (窪田流の解説・検討が名調子で、控室はおおいに盛り上がった) (片上大輔六段と田中四段も思わず笑顔に) (矢内理絵子女流四段) (しばらくして谷川治恵女流五段も来訪) (LPSA所属の石橋幸緒女流四段が控室を訪れた) (牛蒡)
指導対局(駒桜イベント) 13時30分から2階の研修室で指導対局が行われています。指導を受ける方のなかには、iPadやスマートフォンで棋譜を取る方もいました。指導対局も現代風になっています。 (井道女流初段) (中川大輔八段) (瀬川晶司四段。15時からは大盤解説会を担当する) (こちらは瀬川四段のブース。立ち見で見学されている方もいるなど大盛況だった) (牛蒡)
つらい受け 先手が4筋の歩交換に出て図の局面。先手が快調に攻めています。控室では▲4二飛成を受けて△4三銀打や△3一銀打が検討されています。しかし、すでに△1二金と我慢したところで、さらに持ち駒の銀を受けに使うのではつらい。清水女流六段は銀ではなく△4三歩と受けました。 (継ぎ盤では△4三歩以下、▲3四飛△5四歩▲3三桂成が並べられていた) (野田澤彩乃女流1級と藤田綾女流初段) (40手目△8一飛と48手目△4三歩には44分の考慮時間が記録された) (牛蒡)