2011年7月27日 (水)

20110727_58_2 図の局面は9筋の歩を突き合ったところ。
駒の損得は無し、玉形は1筋の関係でやや後手良し、駒の効率は7三桂や6八金の差で後手良し。3歩を手持ちにしている点も大きく、後手が作戦勝ちを収めつつあると言われています。


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(局面をリードしつつある竹部女流三段(朝の表情))

(牛蒡)

20110727_50 図の局面で先手が23分考えて昼食休憩に入りました。
消費時間は▲矢内1時間16分、△竹部24分。
昼食の注文は竹部女流三段が「玉子とじうどん(みろく庵)」、矢内女流四段の注文はありませんでした。
対局再開は13時です。

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(玉子とじうどん(みろく庵))

(牛蒡)

20110727_42_2 左図から▲4六銀△7四飛▲6八金△6二銀(46手目)と進んでいます。
「△7四飛=△7三桂の準備」
「▲6八金=7筋の飛車のニラミから逃れる」
「△6二銀=遊び駒を活用して5筋に備える」
以上、後半3手の意味は分かりやすいのですが、▲4六銀が難しい一手です。攻めの銀と思われた5五銀を自陣に引きつけて、先手はどこから攻めていくのか。矢内女流四段の構想に注目です。


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(矢内女流四段、朝の表情)

(牛蒡)