2017年12月22日 (金)

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Imgp8151(感想戦後、インタビューに応じた里見女流王座)

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第7期リコー杯女流王座戦は里見女流王座の防衛で幕を閉じた。以上で中継ブログを終了します。ご観戦ありがとうございました。第8期リコー杯女流王座戦をお楽しみに。

※この記事の写真はPENTAX K-3で撮影しました。

Imgp8091(終局すると報道陣が対局室になだれ込んだ)

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Imgp8104(2連敗から3連勝。逆転防衛の里見女流王座)

―― 今日の将棋はいかがでしたか。

里見 はっきりわからなかったので、やってみたのですが、こちらの玉が薄く、あまり自信がありませんでした。

―― ▲4三銀打(57手目)のあたりは。

里見 あそこは攻めに専念できる形だったので、難しいながらも、まずまずかなと。

―― 優勢を意識されたのは?

里見 最後の▲8一飛(95手目)と打ったところです。

―― ▲8八角打(77手目)のあたりは。

里見 いろんな手が見えたのですが、はっきりよくなる順が見えなかったので、本譜の▲8八角打が、いちばんいいのかなと思って選びました。

―― 2連敗のあと3連勝で防衛されました。シリーズを通じての感想は。

里見 第1局、第2局は内容が一方的だったので……。第3局は客観的に見ると苦しいですが、自分の力を出し切って負けたら仕方がないと思って挑めました。そこからは星というよりは、一局一局を力を出し切ろうという気持ちでやっていました。

―― 女流王座初防衛についての感想を。

里見 細かいところで、変化は違うのですが、お互い研究をして挑んだ番勝負は充実感がありました。

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―― 今日の対局を振り返っていただけますか。

加藤 最後はわからなかったのですが、だいたい予想していた展開になりました。自信を持って指していたのですが、ちょっとやりすぎてしまったかもしれません。▲4三銀打(57手目)とからまれてからは、本譜の進行を見ると一方的になってしまったと思います。たとえば△5二飛では△5一飛の比較だとか、細かいところができていなかったかなと思います。△5四金と出た構想は、ちょっと欲張ってしまったかなと思ったのですが、振り飛車の玉が薄かったので。飛車の横利きが受けに利かなくなってからは……。▲8八角打(77手目)がいい手だったなと。

―― シリーズを振り返っては。

加藤 出だしは内容がよい将棋が指せて、勝てたので自信を持っていたのですが、第3局以降は少し自分らしさが欠けたというか。甘い部分が出てしまったように思います。本局もあまり攻めることができなかったのが残念です。すべて中飛車で、6六と6四に銀がいる形の将棋で、珍しいと思います。この戦型を深め合えたということで、プラスになったと思います。


※この記事の写真はPENTAX K-3で撮影しました。

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リコー杯女流王座戦五番勝負第5局は、105手までで里見女流王座が制しました。終局時刻は16時52分。消費時間は▲里見2時間30分、△加藤2時間44分。これによりシリーズ成績は里見女流王座の3勝2敗となり、タイトル防衛(2連覇・通算3期目)が決まりました。