2015年7月 1日 (水)

Nasa_44_52▲永瀬-△斎藤戦、1図の△7五歩で戦いが始まりました。以下▲4六角△8四飛▲7五歩△4五桂▲3七桂△同桂成▲同角△7五銀で2図。ここで永瀬六段が手を止めています。(1)▲9一角成は△7六歩が厳しいので、(2)▲7六桂はどうか。その瞬間は飛香両取りになり、△7六同銀▲同金も銀桂交換で先手が駒得になります。後手の反撃が厳しいとみれば(3)▲7六歩もあるでしょうか。
2図までの消費時間は▲永瀬2時間5分、△斎藤2時間12分。

A047 (朝の永瀬六段。2図をどう判断するか)

A230 (拝殿前に茅の輪がある。昨日は「夏越しの祓=なごしのはらえ」だった)

A232 (茅の輪をくぐることで、半年間のけがれを清め、無病息災を祈願する)

A253 (アジサイは少し色あせた)

東京・将棋会館はもうすぐ築40年。今後のことを考え、今年8月から9月にかけて耐震工事を行うことになりました。工事期間中、一部の対局は都内の代替対局場で行われます。詳しくは下記リンク先をご覧ください。

【東京・将棋会館 全館休館のお知らせ】
http://www.shogi.or.jp/topics/news/2015/06/post_1229.html

A124 (将棋会館の外観)

A121(看板の書は、洋画家の梅原龍三郎氏によるもの)

A131 (1階は売店。機具・棋書・扇子などが販売されている)

A133 (2階は道場。工事期間中は「新宿将棋センター」で営業する)

A138 (3階は事務室。連盟職員が働いている。ほかに理事室や記者室もある)

A141 (4階は対局室。数々のドラマがここで生まれた)

A160 (5階は対局室の「香雲」、宿泊部屋、ニコ生スタジオなどがある)

A161 (地下1階から5階をつなぐ階段。地下1階は会議室やスタジオがある)

20150701asanadawataanbe44△7五歩以下、実戦は▲2五桂△2四銀▲4五歩△7六歩▲同銀△4五歩と進みました。

20150701asanadawatanabe50△4五歩の局面、渡辺明棋王は竜王戦七番勝負で後手を持って似た形を指しています。第25期竜王戦七番勝負第1局で、結果は渡辺の勝ち。挑戦者は丸山忠久九段で、第24期と第25期は角換わりシリーズになりました。
△4五歩と手を戻した局面を比較してみましょう。

20150701asanadawatanabe1407違いは角と1筋の香の位置。より重要なのは▲1八香と△1二香の交換はどちらが得をしているかです。
まずは▲1八香は攻め駒を攻められたときに香が取られやすくなっています。例えば、前述の竜王戦七番勝負、▲5八銀の局面で香が1八ならば△2七金▲1九角△2六角と飛車をいじめる手が効果的になっています。

20150701amaruyamawtanabe61
対して1二香は端攻めをされやすいこと、激しい攻め合いになったときに玉を狭めているのが気になります。いったいどちらの損が響くのかに注目しましょう。