2021年10月 8日 (金)

34_1_32_2図の局面で藤井三冠が50分使って昼食休憩に入りました。休憩時間は12時30分から1時間。ここまでの消費時間は☗藤井1時間44分、☖豊島1時間26分(持ち時間は各8時間)。藤井三冠の昼食は天重御膳、豊島竜王は鉄火丼。飲み物は両者ともアイスレモンティーです。

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32手目△8六同飛の局面、松尾八段の解説です。

「藤井三冠は先手で相掛かりをよく指しますので、この戦型になるかなと思っていました。相掛かりの先手は▲9六歩から▲6八玉が流行していて、後手はどういう形を持ってくるかというのが最近の傾向です。豊島竜王は7四歩を先手に取らせ、△7三桂と跳ねる作戦にしました。珍しいケースだと思います。横歩を取らせる将棋ですから、先手は1歩得、後手は手の進みが主張になります。△8六歩▲同歩△同飛(図)で少し動き出しましたが、ここから落ち着く可能性もあります。力戦ですので一手一手、考えていかなければいけません」

Dsc_3864(控室では、松尾八段=右と飯島栄治八段が検討していた)

Dsc_3866(竹部女流四段も来訪)

竜王戦プレミアムの観戦プログラムに応募された方向けに、解説とトークショーが開催されています。トップバッターは佐藤康九段と貞升女流二段、続いて中村修九段と三枚堂七段が登壇しました。三枚堂七段は今期ランキング戦3組で優勝しました。

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Dsc_3773(視線の先には盤面モニターがある)

Dsc_3796(佐藤康九段)

Dsc_3783(貞升女流二段)

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Dsc_3846(中村修九段)

Dsc_3835(三枚堂七段)