竜王の受け 図は18時過ぎの局面。▲8九桂は△7七金▲同金△同銀成▲同玉△5七飛成などの攻めを受けた手です。控室では、代えて▲5四桂打からの寄せ合いも検討されていましたが、△7七金以下危ないと見たのでしょう。▲8九桂はいかにも竜王らしい、堂々とした受け。この手が決め手になるかどうか。いよいよ大詰めです。▲8九桂まで、残り時間は▲渡辺28分、△丸山9分。 対局はこの先の「離宮」で行われてる。
関西将棋会館より 関西中継記者の飛龍です。関西将棋会館では、17時から2階の道場で本局の大盤解説会が始まりました。解説は阿部隆八段、聞き手は山口絵美菜女流1級がそれぞれ務めています。 (お客さんに向けて序盤から丁寧に解説する) (歯切れよく解説する阿部隆八段。10キロほど体重を落としてシェイプアップした) (関西将棋会館には毎日のように勉強に通う山口絵女流1級) (お客さんも熱心に質問や意見を出すなど双方向の解説会だ)
息詰まる終盤戦 図は17時15分頃の局面。先手が受けきるか、後手が攻めきるかの勝負になっています。継ぎ盤では後手が攻めきる順が立て続けに見つかり、一時は「後手勝勢か」の声が挙がりました。しかし、検討を進めると先手がしのぐ順も見つかりだして容易ではありません。現在はむしろ先手持ちの声が大きくなっています。△6五銀まで、残り時間は▲渡辺1時間4分、△丸山21分。 控室にはホテルのご厚意で地元の銘菓が数多く用意されている。
受けの勝負手 図は16時25分頃の局面。丸山九段が角切りの強襲に出た当初は、控室の検討陣は「後手の攻めは無理ではないか」との見解を示しました。しかし、数手進んだところでは、後手の攻めが続く変化が多く見つかるようになり、後手持ちの声が多くなっています。図の▲6六桂は、そんな中で指された反撃含みの受け。平凡な受けではしのげないと見たのでしょう。受けの勝負手といえそうです。 16時半過ぎ、山の向こうに日が沈もうとしている。
薩摩伝承館(3) 薩摩伝承館に併設されているショップでは、薩摩の伝統的な品が販売されている。 竜王戦開催に合わせて、吉岡出石師の駒も販売されていた。 伝承館のロビーには、渡辺竜王夫人の伊奈めぐみさんが書く漫画『将棋のわたなべくん』も並べられていた。