2016年11月22日 (火)

終局後、両者は大盤解説会場でファンに挨拶と感想戦を行いました。

Img_8518満員のファンの前で感想戦を行った。

Img_8515 「(54手目△7七角成について)7二金が離れていてバランスが悪いので、角を逃げるのは指しにくいかなと」(丸山九段)

Img_8480 「(56手目)△8五桂打はちょっとうっかりしてました。催促するのでは銀がタダで取られてしまった勘定になるので大変だなと」(渡辺竜王)

Img_8467激戦を制してタイに戻した渡辺竜王。

【渡辺竜王の談話】

――一局を振り返っていかがでしたか。
「受けに回る展開になって、あまり自信はなかったんですけど。飛車を取れたので、ちょっとよくなったなと思ったのですが、終盤はまたわからなくなりました」

――激戦でしたが、2勝2敗のタイになりました。
「そうですね。残り三番、一生懸命やりたいと思います」

Img_8464敗れた丸山九段。

【丸山九段の談話】

――一局を振り返っていかがでしたか。
「△9五歩あたりがちょっと問題だったかもしれないですけど、その前も駒がバラバラなので、もしかすると悪い可能性も……検討してみないとわからないですけど」

――2勝2敗となっていかがですか。
「一局一局全力で戦いたいと思います」

Img_8462終局直後に両者にインタビューが行われた。

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渡辺明竜王に丸山忠久九段が挑戦する第29期竜王戦七番勝負第4局は18時49分、101手で渡辺竜王の勝ちとなりました。消費時間は▲渡辺7時間52分、△丸山7時間59分。本局の結果、
第5局は12月1・2日に函館市「HAKODATE 海峡の風」で行われます。(銀杏)

8618時25分過ぎの局面。渡辺竜王が寄せに出ました。果たして勝ちを読みきったのかどうか。控室の検討はまだ続いています。

18時30分過ぎ、控室では最後に▲6八飛と銀を取る手で、自玉を安全にしつつ後手玉が詰めろになる寄せが発見されました。これで先手勝勢と結論されています。

9518時35分、渡辺竜王はいったん▲6七銀と自陣に手を戻しました。これで安全勝ちかというとまだ難しいようです。後手に最後のチャンスが巡ってきた可能性もあるといわれています。