2021年11月12日 (金)

Ryuou202111120101_4211時前に藤井三冠が銀取りに△6五桂と跳ねたあたりから局面が動いていきました。

Ryuou202111120101_51藤井三冠が飛車先を交換して飛車を自陣に引き揚げたところ、今度は豊島竜王が▲4五歩と手を出します。以下、△3五歩に▲4四歩で前例を離れ、△3六歩▲4三歩成△同玉で玉が三段目に出てきました。代えて△4三同銀との比較は難しいようです。

Ryuou202111120101_56さらに▲4五桂△4四銀から豊島竜王も飛車先を切り、△2七歩の局面で昼食休憩に入りました。

Ryuou202111120101_64_2Fujii03(藤井三冠は豊島竜王の動きを三段玉で受け止めにかかる)

Saikai01(新聞解説の畠山鎮八段が入室している。右端は作家の芦沢央さん

Saikai02 (第1局からこの七番勝負を取材している)

Saikai03 (先に戻ってきたのは着手を待つ藤井三冠) 

Saikai04 (着座すると盤上に鋭い視線を飛ばす)

Saikai05 (定刻を過ぎてすぐに豊島竜王が戻る。記録係から定刻になっている旨を告げられる)

Saikai06 (グッと身を乗り出したが、しばらく着手はなかった)

対局に使われている盤駒は日本将棋連盟所有のものです。

Hiru07 (昼食休憩中の盤面。休憩までに64手も進んだ)

Hiru09 (三段目に引っ張り出された玉将の駒尻。錦旗書)

Hiru10 (安定感のある位置の王将。児玉龍兒師作)

Hiru11 (昼食休憩中の対局室。日差しがきつく、カーテンは閉められた)

昼食の注文は豊島竜王が「地魚の刺身御膳」とアイスレモンティー、藤井三冠が「手毬寿し御膳」とアイスレモンティー。

Hiru01 (豊島竜王の昼食)

Hiru03 (生きのよさそうな刺身)

Hiru04 (藤井三冠の昼食)

Hiru06 (かわいらしいフォルムの手まり寿司)