2018年7月20日 (金)

▲6六角

49手目▲6六角の局面で豊島棋聖が長考に沈んでいます。棋士室では(1)△7四飛▲6五角△5四飛▲8二歩△9三桂▲8一歩成△8六歩(変化1図)や(2)△8二飛▲5五角打△6四銀▲2二角成△同金▲同角成△4六金(変化2図)といった変化が検討されています。

そして、この局面で豊島棋聖が残り1時間を切りました。

変化1図

変化2図

山崎八段
(竜王戦中継サイトで進行を確認する山崎隆之八段)

村田顕六段
(継ぎ盤で検討する村田顕六段と後方で見守る西川和宏六段)

△4五歩

18時40分、夕食休憩が終わり、再開と同時に豊島棋聖が△4五歩と桂を取りました。以下▲6六角△7四飛▲6五角△5四飛▲8二歩が、村田顕六段が示していた順。豊島棋聖が駒得を果たしましたが、しばらくは深浦九段が攻める展開になりそうです。

豊島棋聖

▲7四歩

図の47手目▲7四歩の局面で豊島棋聖が15分考え、夕食休憩に入りました。 ここまでの消費時間は▲深浦九段3時間33分、△豊島棋聖3時間17分。夕食の注文は豊島棋聖がカレーうどん(やまがそば)、深浦九段がうなぎ丼(ふな定)。対局は18時40分から再開されます。

※対局者が考慮中だったため、休憩時の対局室の撮影はありません。ご了承ください。

△4四歩

46手目△4四歩の局面で、深浦九段が1時間以上考えています。具体的な候補手として(1)▲7六角、(2)▲7四歩、(3)▲8二歩などが挙げられていますが、いずれにせよ一度踏み込んでしまうと後戻りができないため、ここは先手にとって形勢を左右する大事な場面と言えます。

深浦九段

△4四歩

45手目▲7七桂の局面で、豊島棋聖は14分の考慮で△4四歩と突きました。4五の桂を助ける手段はありませんが、ここで先手にうまい切り返しがあるかどうか。深浦九段は、持ち角2枚と7七の桂を生かし、うまく攻めをつなげれば流れを引き寄せられそうです。

△4四歩までの消費時間は▲深浦九段2時間15分、△豊島棋聖3時間2分です。

対局室
(写真中央は読売新聞観戦記の担当する鈴木宏彦さん)

入道雲
(東の空には夏らしい大きな入道雲が見えている)