先手勝勢 65手目▲7五銀以下、△6五飛▲6四桂△4二玉▲7六銀△3三玉▲7三歩成と進みました。棋士室で検討している村田顕六段は「ここまで進めば『先手勝勢』と言ってもいいと思います」とコメント。途中△3三玉は上部脱出を目指した手ですが、▲7三歩成と桂を取ったのが好手のようです。 (ひとり静かに検討を続ける村田顕六段)
手厚い銀打ち 62手目△5四銀に対し、深浦九段は▲7三桂成△同桂▲7五銀と進めました。取られそうな桂を先に捨て、▲7五銀が手厚い一手。△6三飛でも△6五飛でも▲6四桂の王手銀取りがあります。深浦九段は、このままリードを守れるでしょうか。 残り時間は▲深浦九段20分、△豊島棋聖42分です。
どれを選ぶか 豊島棋聖は△5四銀と投資をして、▲4一銀を未然に防ぎました。棋士室の村田顕六段は、現局面で▲1一馬や▲7三銀、▲7三桂打を候補に挙げており、どれを選んでも先手が少し指しやすいと形勢判断をしています。
先手持ち 54手目△8三飛以下▲6五桂△6三飛▲4四角△4三金と進みました。盤上は中央の勢力争いが焦点になっており、棋士室の村田顕六段は「先手の攻めが厚そう」とコメント。現局面は「先手を持ちたい」と見解を示しています。 (受けに回る展開が続く豊島棋聖。どのタイミングで反撃に転じるか)
飛車引きの辛抱 49手目▲6六角以下△8二飛▲5五角打△6四歩▲同角△8三飛と進みました。途中△8二飛に▲5五角打が飛車取りと▲2二角成△同金▲同角成の両狙いです。しかし△6四歩が手筋の突き出しで、▲同角なら2枚換えの筋が消え、▲2二角成△同金▲同角成なら玉の逃げ場が広くなっている効果があります。 (すでに19時30分を回り、外の空は暗くなっている)