2018年11月25日 (日)

△8五歩

時刻はもうすぐ18時30分になります。局面は120手目△8五歩まで進み、羽生竜王は残り5分になりました(広瀬八段は残り38分)。かなり際どい1手違いの勝負になっています。

谷川九段
(どちらが競り勝つのか。継ぎ盤前の谷川九段も口数が少なく、考え込んでいる)

△6九角

17時50分、前記事の△8六桂以下▲同歩△同歩▲8四桂△7六歩▲6八銀△8七歩成▲同玉△6九角と進みました。

途中の△7六歩以下の手順は控室でも意表を突いたようです。通常は「玉は下段に落とせ」という格言があり、上から押さえるように迫るのが寄せのセオリーです。しかし本譜は下から玉を追っており、手番は取り続けられるものの、入玉されやすいリスクがあります。

果たして羽生竜王は、このあと広瀬玉を捕まえられるでしょうか。残り時間は▲広瀬八段50分、△羽生竜王21分です。

控室
(控室の検討がまったく当たらず、稲葉八段は苦笑い)

△8六桂

時刻は17時を回り、102手目△8六桂まで進みました。この歩頭桂の攻めが厳しく、控室では「終局が近そう」という声が出ています。広瀬八段は5分考え、▲同歩と応じました。

広瀬八段
(厳しい局面が続く広瀬八段は流れを変えられるか)

福知山城
(すでに外は暗くなっており、福知山城はライトアップされている)

△5七角成

16時22分、局面は94手目△5七角成まで進んでおり、ここまでの消費時間は▲広瀬八段6時間32分、△羽生竜王7時間0分。羽生竜王は残り1時間になりました。

控室では、羽生竜王がやや指せそうだという声が多いですが、まだはっきり優勢と断言できる差ではないようです。

羽生竜王