2018年12月 5日 (水)

再開時刻の13時30分を過ぎてから、広瀬八段、羽生竜王の順で対局室に戻りました。広瀬八段はいつものポーカーフェイス。羽生竜王は集中した様子で盤上に視線を走らせていました。

Img_7446

Img_7468

Img_7478

Img_7482

Img_7497

Img_7510

12時30分、羽生竜王の手番で昼食休憩に入りました。消費時間は▲羽生竜王5時間16分、△広瀬八段5時間29分。昼食は羽生竜王が能登前寿司、広瀬八段が能登牛カレーライス。能登前寿司のネタには冬の味覚、ナマコが使われています。対局は13時30分に再開されます。

Img_7425

Img_7409

Img_7440

Img_7432

20181205b

羽生竜王は▲7二金(69手目)と打ちました。あえて敵玉から遠いところに打つだけに意外性がありますが、△5一馬なら▲6三角成と角を成り込めるのが自慢です。後手がどう応じても先手は桂得が見込めるので、確実な攻めになりました。控室では渡辺明棋王、田中寅九段、千葉七段が検討していて、▲7二金に△5一馬▲6三角成以下、△5二銀打▲7三馬△同馬▲同金△6四角▲2三歩成△同歩▲2四歩△同歩▲9五角△9四飛▲2四飛△2三歩▲6四飛△同飛▲6二金(参考図)が一例です。

20181205c

千葉七段は「ポイントは△6四角で△5五角を狙われたときに先手がうまく切り返せるかどうかですが、参考図まで進めば先手の桂得が生きそうな気がします」と話します。現状は羽生竜王がリードを奪いつつあるようです。

Img_7393

Img_7395

和倉温泉は1200年ほど前に噴出していたとされる歴史ある温泉。白鷺が沐浴する姿を見て、湯脈が発見されたと伝えられています。和倉の名は「涌く浦」にちなみ、加賀藩の藩主によって湯治場としての整備が進められました。現在では北陸でも有数の温泉地になっています。

Img_6629

Img_6631

20181205a

現地では9時30分から大盤解説会が始まっています。三枚堂六段が初手から振り返って解説しようとしたところで、羽生竜王が▲7一銀と指しました。三枚堂六段は上から打つ▲6三銀を解説していたようです。「どういう違いがあるんでしょう」と首をかしげていました。

Img_7380

現地大盤解説会の模様は、YOMIURI ONLINE から動画でご覧いただけます。