2019年6月24日 (月)

48時刻は15時を回りました。
先手が▲3五歩と突いたあと互いに細かく動き合いましたが、現在は再び駒組みに戻っています。ここで中継室に阿久津主税八段が来訪しました。以下は棋譜コメントより抜粋します。

「先手のほうは中央の形がいいので、うまく戦いに持っていければというところです。後手のほうは9筋を押し込んでいることと歩得というプラスがありますから、長期戦になれば指しやすくなりそうですね。ここからは(1)△8五飛と飛車を8筋に戻すか、(2)△6四歩~△6三銀でバランスを取りにいくか。ただ、3五飛と4四角が出っ張った形なので、後手がまとめるのも大変でしょう。形勢はまだ互角です」(阿久津主税八段)

Img_4443 昼食休憩明けの梶浦四段は険しい表情を続けていた。

35図は13時40分頃の局面。
▲3五歩は△同歩ならば▲2四歩△同歩▲同飛で7四歩を目標に動く狙いがあります。△3五同飛には▲3七桂が狙いと思われます。次に▲4五歩で後手の飛車を狭くする狙いがあって、先手、先手で駒組みを進めることができそうです。ただ、1歩損には違いないので、先手だけが得をするという変化ではありません。▲3五歩までの消費時間は▲近藤1時間29分、△梶浦1時間14分。

13時55分頃、実戦はここから△3五同飛▲3七桂と進んでいます。

Img_4450 近藤六段は歩損の代償に手を稼ぐ構想を見せた。