2008年8月29日 (金)

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植木祐斗2級による振り駒。「歩」が三枚で羽生名人の先手と決まった。

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対局開始までの時間、羽生名人はメガネを拭いたり、腕時計を盤の前に置いたり、飲み物をコップに移し変えて飲んだり、すべてゆっくりとした動作で行いながら待っていた。
対して木村八段は、盤を見つめたり瞑想をしたりしながら気合みなぎる表情になっていった。

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9時40分頃、東京将棋会館2階にある自動販売機で飲み物を買っていた、木村一基八段。45分頃には対局室に入り、懐中時計を盤の前に置いて瞑想をしていた。

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50分頃、羽生善治名人が入室。「お盆とコップをお願いします」と記録係りに頼み、ゆっくりと着座した。そして、深呼吸を繰り返し息を整えていた。駒を、一枚一枚ゆっくりと並べていた。

2008年8月28日 (木)

8月29日10時~、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で、第21期竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局が行われます。

対局に挑むのは、1組2位の木村一基八段と1組5位の羽生善治名人。木村八段は、昨年に続いての挑決出場。そして、羽生名人は、2003年以来の挑決出場。また、両者、9月から始まる第56期王座戦でも五番勝負を戦うとあって、その気合は、並々ならぬものがあるでしょう。

このブログでは、棋譜中継ではお伝えできない部分を画像を交えて掲載しますので、どうぞお楽しみに。

2007年12月13日 (木)

1時間ほどの感想戦が終わった後、渡辺竜王を囲んで共同インタビューが行われました。

--いまのお気持ちは。
「竜王の防衛は毎年目標のひとつにしていますので、ホッとしています」

--本局を振り返って。
「慣れない展開なので自信がなかったです。▲5六金(45手目)と打ったところは自信がなかったです。▲5五銀(83手目)と角を取れて好転したと思いました。けれど△8八銀不成(92手目)で手が止まってしまって。あのあとは1分将棋でわけが分からなくなりました。
玉を左に追ってようやくよくなったと思いました。勝ちを意識したのは▲4三香成(121手目)と成ったところです」

--来期防衛したら永世竜王ですが。
「何度もあるチャンスではないので、ぜひ来年は頑張りたい。1回ダメだと先に伸びてしまいますから」

--来年の目標は。
「2つめのタイトルですね。毎年同じことを言っているのですが…」

--竜王戦とは相性がいいですね
「内容的にいい将棋を指せている気はします。特に調整してはいないのですが。7番勝負は自分の実力以上のものが出ていると思います」

--シリーズの印象は。
「今日の将棋は難しかったですね。印象に残る将棋が多かったです」

--本局は珍しい戦型でした。
「いつもと反対を持っているようでした。不慣れな戦型なので変な手が出なければいいなと思っていました。佐藤さんは慣れているのでしょうけど」

--△3二金など意外な手がでましたが。
「2手目△3二金は予想していた作戦ですが、△5二飛(8手目)はさすがに驚きました。△3三金(30手目)はまったく考えていませんでした。△4四金から△3五金の筋を見せられて困りました。金を上がられてからは自信がないです」

--渡辺さんも佐藤さんも調子がよくないと言われていましたが。
「今年こんなに負けたのははじめてなのでとまどった部分もあります。自分では調子が悪いとは思っていませんでしたが結果は悪かったですね。佐藤さんも1局目の中盤でミスをしたのはらしくないと思いました」

--賞金の使い道は。
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「どうですかね…。家のローンを払うということになりますか(笑)」

(桜木)