2020年11月 8日 (日)

20201107_6112時30分、図の局面で豊島竜王が9分考えて昼食休憩に入りました。消費時間は▲羽生5時間34分、△豊島5時間19分(持ち時間各8時間)。昼食の注文は、豊島竜王が「桜御膳」、羽生九段が「御室御膳」。対局は13時30分に再開します。

Img_9577_h_soto (対局室外観と庭園)

Img_9580_h_heya (昼食休憩時の対局室)

Img_9538_o02 (大盤解説会で爽やかに解説をする宮本五段)

※事前申し込み制、完売済です。

Img_9530_o (藤井女流初段。このときは「千日手」というワードも出ていた)

Img_9543_o03 (観客の席間は、通常よりも広く取られていた)

20201107_53端角を上がり、控室では「柔らかい手」や「後手はどの変化でも歩の枚数が足りていない印象」など、先手ペースとのニュアンスで検討されています。この手に対し、豊島竜王は1時間29分の長考で△5七歩成としました。この長考の意味は、踏み込むための準備なのか、それとも。以下▲同銀△8五歩まで進み、時刻は11時25分です。

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Img_9412_z_habu01 (羽生九段は相手の攻めをいなせるか)

Img_9271 (紅葉。水が滴るのは、昨日の雨か、朝露か)

Img_8275 (後方にそびえるのが嵐山。観光地として、周辺全域をそう呼ぶことが多い)

京都市の観光地で、国の史跡名勝に指定されています。地名としては桂川右岸(京都市西京区)のことを示しますが、一般的には嵯峨野と呼ばれる左岸(京都市右京区)も含めた一帯を嵐山と称します。春は桜、秋は紅葉の名所として有名です。

Img_8185 (屋形船)

Img_8217 (人力車)

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Img_8399 (京福電気鉄道「嵐山駅」。京都らしい雰囲気を醸し出している)

※第3局のブログ記事において、嵐山など一部の風景撮影は事前に行っております。あらかじめご了承いただければ幸いです。

Img_9459_h1000a (大盤解説会の聞き手を担当する藤井奈々女流初段。昨日も披露した烏帽子姿の畠山鎮八段と)

Img_9504_h1000b (大盤解説会の解説を担当する宮本広志五段。森安正幸七段門下で、畠山鎮八段の弟弟子にあたる)

Img_9521_h1000c (福崎九段。本日もご時世対策万全で継ぎ盤を囲む)