久保二冠、戦線に角を投入 図は16時25分頃の局面。久保二冠は、▲4五角(39手目)と打った角を3六に引いた。▲2六飛と応援に回る筋を見せて▲7八角や▲6七角と左側に引くのではないかと見られていたが、久保二冠は角のラインを逆方向に残した。次の単純な狙いとしては▲6四歩△同銀▲7二角成△同飛▲6三金(参考図)があるが、それだけの狙いなら後手も受けやすい。 (文)
「馬作らせていいんですかね」 15時25分頃、宮田敦史五段が控え室を訪れた。棋譜用紙を手に、黙々と棋譜を並べていく。現在の局面まで並べ終え、見解を伺うと「いやー……」と深いため息のような声。「こんなふうに馬作らせていいんですかね」と首を傾げる。形勢については、先手側を持って「ぼくじゃあ攻めきれる自信ないです」。宮田五段自身は居飛車持ちのようだ。 (宮田五段。黙々と棋譜を並べる) (文)
15時20分頃の対局室 カメラによる、15時20分頃の対局室の様子。現在は久保二冠の手番。久保二冠は脇息を引き寄せ、前屈みになって考えている。羽生名人はあぐらを組み、あごに手をやって盤上を見つめている。 (文)
「まだまだこれからですね」 14時45分頃、控え室を瀬川晶司四段が訪れた。「昼食休憩までは見たんですが、すごいですね」と、ここまでの棋譜を並べ始める。そして「居飛車の主張が通っている気がします。2七の歩が駒台に載ってる計算ですからね」とコメント。「どちらかというと居飛車持ちです」とも。「いや、でも久保さんですから。まだまだこれからですね」。 (瀬川四段。棋譜用紙を手に、棋譜を並べていく) (文)