カテゴリ「第35期竜王戦決勝トーナメント」の記事 Feed

2022年6月28日 (火)

20220628b

図の41手目▲6八玉の局面で伊藤五段が13分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲佐々木1時間5分、△伊藤34分。対局は12時40分再開です。
昼食の注文は、佐々木七段が豚と厚揚げ玉子とじ弁当(鳩やぐら)、伊藤五段は豚しゃぶバンバンジー弁当(鳩やぐら)でした。

23日の読売新聞朝刊に第35期竜王戦特集が掲載されました。読売新聞オンラインにも記事がアップされています。
また、読売新聞オンラインのYouTubeチャンネルに、第35期竜王戦決勝トーナメント開幕特集の動画が3本アップされています。藤井聡太竜王によるランキング戦振り返り、決勝トーナメントの見どころや展望紹介、ランキング戦の大盤解説と内容盛りだくさんです。
この中で、藤井竜王は挑戦者の本命に永瀬拓矢王座(1組優勝)、対抗に大橋貴洸六段(4組優勝)と本局の両対局者を挙げました。

【藤井竜王への挑戦権は誰の手に…本戦、28日開幕】
https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/20220622-OYT8T50163/

【藤井聡太竜王と振り返る第35期竜王戦ランキング戦 竜王戦本戦開幕特集①】
https://www.youtube.com/watch?v=gf_JWwdumdA
【藤井聡太竜王に聞く 第35期竜王戦本戦の見所と展望 竜王戦本戦開幕特集②】
https://www.youtube.com/watch?v=aNiRRuyfdt8
【藤井聡太竜王による、ランキング戦注目対局のワンポイント大盤解説 竜王戦本戦開幕特集③】
https://www.youtube.com/watch?v=M9KmdpRR4E8

20220628a

図は9手目▲9六歩まで。相掛かりに進みました。藤井聡太竜王は決勝トーナメント展望のインタビューで本局について「二人とも相掛かりを得意にしている。どちらがペースをつかむのがポイント」と述べていました(https://www.youtube.com/watch?v=aNiRRuyfdt8)。

Dsc_3181_2

(得意の相掛かりを用いた佐々木大七段)

江戸時代、将棋の家元に大橋本家、大橋分家、伊藤家の3家がありました。駒の並べ方の「大橋流」や「伊藤流」はこの家元に由来しています。プロ棋士の多くは大橋流で並べていますが、少数派ながら伊藤流で並べる棋士もいます。その一人が本局の対局者である伊藤匠五段。伊藤姓で縁を感じてのことのようです。
大橋流は一段目から二段目、三段目の駒を中央から左右に並べますが、伊藤流は玉金銀桂のあとに歩香角飛の順番で並べます。

Dsc_3158_3 (伊藤匠五段が7三に歩を並べるところ。佐々木大七段は大橋流で並べている)

Dsc_3125_3 (伊藤匠五段は9時30分ごろには特別対局室に入っていた)Dsc_3138_2(佐々木大地七段は9時50分ごろに入室。かばんを置いてからいったん退室し、お盆と紙コップを持って戻ってきた)Dsc_3139_3(駒を並べる前に一礼)Dsc_3143_2 (王将を据える佐々木大七段)Dsc_3154_3 (駒を並べる伊藤匠五段)Dsc_3183_2 (対局前の様子)

藤井聡太竜王への挑戦を目指す第35期竜王戦決勝トーナメントは佐々木大地七段(5組優勝)-伊藤匠五段(6組優勝)戦で開幕します。
対局は東京・将棋会館「特別対局室」で6月28日10時開始予定。持ち時間は5時間。昼食休憩は12時~12時40分、夕食休憩は18時~18時40分です。先後は振り駒で決めます。
将棋連盟ライブ中継アプリの棋譜・コメント中継は八雲、ブログは銀杏が担当します。
よろしくお願いいたします。

【主催=読売新聞社】
https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/
【特別協賛=野村ホールディングス株式会社】
https://www.nomura.com/jp/
【協賛=東急グループ】
https://tokyugroup.jp/
【協賛=株式会社UACJ】
https://www.uacj.co.jp/
【協賛=一般財団法人あんしん財団】
https://www.anshin-zaidan.or.jp/
【竜王戦本戦1回戦、佐々木大地七段×伊藤匠五段 動く棋譜速報】
https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/20220628-SYT8T3117724/
【読売竜王戦|Twitter】
https://twitter.com/yomiuri_ryuo
【将棋連盟ライブ中継アプリ】
https://www.shogi.or.jp/lp/mr201704/