カテゴリ「第35期竜王戦決勝トーナメント」の記事 Feed

2022年7月 6日 (水)

午後になり、関西将棋会館周辺は晴れてきました。

Afternoon01 (少し歩いて上方を望む)

Afternoon02 (JRの特急が高架を走る)

Afternoon03 (近くの公園のスズメ。朝はセミの鳴き声が聞かれた)

Afternoon04 (関西将棋会館正面に立つイチョウの木)

Afternoon05 (葉が青々と茂っていた)

Afternoon06(足元に目を落とすと1階売店のPOP)

第2図から▲5六銀 △1四歩 ▲1六歩 △3三銀 ▲7九角
△4四銀 ▲6八角 △6五歩(第3図)

Ryuou202207060101_40▲5六銀は昼食休憩を挟んで58分が費やされました。対して1筋の突き合いが入ったあと、伊藤匠五段はカニ囲いから△3三銀~△4四銀と銀を繰り出し、積極的に△6五歩と手をつけています。

Itou05 (伊藤匠五段は後手番ながら手を出していく)

Saikai1(伊藤匠五段は定刻までには席に戻っていた)

Saikai2 (記録係が定刻を告げる。大橋六段は戻っていない)

Saikai3 (定刻の声を聞き、伊藤匠五段は正座に直す)

Saikai4 (定刻を3分ほど過ぎたところで手番の大橋六段が姿を現した)

Saikai5 (着座すると盤上に視線を据える)

Saikai6 (直ちに着手することはなかった)

Ryuou202207060101_32012時、昼食休憩に入りました。この局面で大橋六段が使った時間は49分。消費時間は▲大橋1時間0分、△伊藤39分。昼食の注文は大橋六段がやまがそばの肉なんばうどん、伊藤五段がイレブンのエビフライとカニクリームコロッケ盛り合わせ(サービスランチ)。対局は12時40分から再開されます。

今期ランキング戦は6組優勝。決勝トーナメントでは5組優勝の佐々木大地七段を破り、本局を迎えています(トーナメント表はクリックすればいずれも大きく表示します)。決勝トーナメント進出は初。通算成績は9勝2敗(0.818)。

Block06Kesshou

Itou04 (伊藤匠五段は今月、藤井聡竜王が20歳になれば唯一の10代棋士となる)

今期ランキング戦は4組優勝(トーナメント表はクリックすれば大きく表示します)。決勝トーナメントでは本局が初戦になります。決勝トーナメント進出は初。通算成績は24勝8敗(0.750)。

Block04

Oohashi04 (大橋六段は藤井聡太竜王との対戦成績で勝ち越している)

Itou03◆伊藤 匠(いとう たくみ)五段◆
2002年10月10日生まれの19歳、東京都世田谷区出身。宮田利男八段門下。2020年、四段。2022年、五段。棋士番号は324
棋戦優勝は1回(2021年、第52期新人王戦)。現在、最年少棋士。

今年度成績は12勝2敗(0.857)。対局数ランキング4位、勝数ランキング2位タイ、勝率ランキング5位タイ、連勝ランキング1位タイ(9連勝)。
通算成績は64勝16敗(0.800)。
直近10局の成績は古い順に●○○○○○千○○○○の9勝1敗(1千日手、未放映のTV棋戦を除く)。

Oohashi03 ◆大橋 貴洸(おおはし たかひろ)六段◆
1992年9月22日生まれの29歳、和歌山県新宮市出身。所司和晴七段門下。2016年、四段。2019年、六段。棋士番号は308
棋戦優勝は2回(2018年、第3回上州YAMADAチャレンジ杯。2018年、第8期加古川青流戦)

今年度成績は9勝1敗(0.900)。対局数ランキング11位タイ、勝数ランキング5位、勝率ランキング4位、連勝ランキング3位(8連勝)。
通算成績は181勝71敗(0.718)。
直近10局の成績は古い順に○●○○○○○○○○の9勝1敗。