カテゴリ「第33期竜王戦七番勝負第2局」の記事 Feed

2020年10月23日 (金)

202010226912時30分、図の局面で羽生九段が25分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲豊島5時間39分、△羽生5時間21分。昼食の注文は、豊島竜王が「鰻ひつまぶし丼」(とみだ)と「緑茶(冷)」(Banshoji Bar)、羽生九段が「味噌とりカツ定食」(なごみどり)と「100% りんごジュース」(Banshoji Bar)。対局は13時30分に再開します。

Img_3319 鰻ひつまぶし丼と緑茶(冷)。

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Img_3317味噌とりカツ定食とりんごジュース。

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Img_2988 大須観音にある普門殿。十二支・干支の守り本尊様が奉られている。

Img_2989 各干支の守り本尊様。

Img_2985 阿弥陀如来はいぬ・いのしし。

Img_2984 不動明王はとり。

Img_2986 千手観音はねずみ。

Img_2990 小さな観音像も無数に奉られている。

2020102264図は10時50分頃の局面。
封じ手開封後の△3六歩に対して、豊島竜王は1時間21分の大長考で▲5三歩成としました。羽生九段は26分で△5三同金と応じています。図で目につくのは▲7一角ですが、△5二飛で厳しい追撃が見えず、そこで▲3六飛と手を戻すと△7六歩▲同飛△5四角で後手よしと見られています。▲7一角を入れずに単に▲3六飛も挙げられましたが、先手陣には△5七歩の叩きが生じており、「不安な局面ですね」と山崎八段。豊島竜王の次の一手が、このあとの将棋の流れを決める手になりそうです。

Img_3228 正念場を迎えている豊島竜王。

Img_2998 大須観音は対局が行われている万松寺と共に、大須のランドマークとして知られている。こちらは本堂。

Img_3001 鐘楼堂。直径1メートル、高さ2メートルの鐘は重量が1500キロあり、鐘の音は2分持続するという。

Img_2995 弘法大師修行像。

Img_3003 浄水の観音像。

10時から現地の大盤解説が始まっています。
※事前予約抽選制で当日の入場はできません。

Img_3307 会場は席数を大幅に減らして行われている。

Img_3304三枚堂七段。

Img_3300 和田あき女流初段。

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10時を回り対局者におやつが用意されました。注文は豊島竜王が「フルーツ盛り合わせ」(檸檬屋)と「緑茶(冷)」(Banshoji Bar)、羽生が「納屋橋まんじゅう」(納屋橋まんじゅう 万松庵)と「抹茶」(万松寺)。

Img_3293フルーツ盛り合わせと緑茶(冷)。

Img_3295 納屋橋まんじゅうと抹茶。

【檸檬屋】
http://e-lemon.jp/
【Banshoji Bar】
https://bar.banshoji.jp/
【納屋橋まんじゅう 万松庵】
http://www.7884.co.jp/

Img_3261 立会人の青野九段が封じ手を開封する。最初に封に異常がないことを両対局者に見せる。

Img_3264続いて開封。

Img_3276 封じ手の△8六歩が読み上げられると、羽生九段がすぐに着手する。

Img_3281 再開が告げられると、豊島竜王はすぐに▲8六同歩を着手。

Img_3284 羽生九段もノータイムで△3六歩と応じた。対局再開からすぐに2手進むのは比較的珍しい。