カテゴリ「第31期竜王戦決勝トーナメント」の記事 Feed

2018年7月20日 (金)

定刻の10時になり、対局が始まりました。振り駒の結果、先手は深浦九段です。

対局開始
(対局開始の一礼)

深浦康市九段
(先手番の深浦康市九段)

豊島将之棋聖
(後手番の豊島将之棋聖)

盤面
(▲2六歩△8四歩の出だし。相居飛車だ)

羽生善治竜王への挑戦者を決める第31期竜王戦決勝トーナメント(主催:読売新聞社、特別協賛:野村ホールディングス株式会社)。7月20日(金)は豊島将之棋聖(1組2位)と深浦康市九段(2組2位)の一戦をお送りします。

すでに広瀬章人八段(1組優勝)、久保利明王将(1組4位)、三浦弘行九段(2組優勝)が準決勝進出を決めており、本局はそのベスト4最後の1枠を決める戦いです。

対局は、関西将棋会館「水無瀬の間」で10時開始。持ち時間は各5時間。先後は振り駒(豊島棋聖の振り歩先)で決定します。

【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/31/ryuou201807200101.html

豊島将之棋聖深浦康市九段

関西将棋会館

本局のインターネット中継は、棋譜コメント入力を武蔵記者、当ブログは夏芽が担当します。よろしくお願いいたします。

2018年7月19日 (木)

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以上で本局の中継を終了いたします。ご観戦いただきましてありがとうございました。
次回の竜王戦決勝トーナメントは、明日20日(金)に、豊島将之棋聖(1組2位)-深浦康市九段(2組2位)戦が関西将棋会館で行われます。どうぞお楽しみに。

85▲久保-△増田康戦は21時28分、85手で久保王将の勝ちとなりました。消費時間は▲久保4時間30分、△増田4時間52分。勝った久保王将は決勝トーナメント準決勝に進出。挑戦者決定三番勝負進出を懸けて、広瀬章人八段(1組優勝)と対戦します。

81 ▲2一竜に△2二香と香合いをしたあと、久保王将は▲2五桂と打って決めに出ました。代えて▲4五桂は攻防ながら、△4四歩の竜取りが粘りある一手と言われていました。ここで同様に△4四歩は、▲1一竜△3二玉▲3三香△同金に▲4一銀で寄り筋と北浜八段は見ており、現局面は先手勝勢の見解を示しました。

Photo_105 (先手勝勢の見解を示した北浜八段)

74_2 図から久保王将は▲3四角とバッサリ切り、△同金に▲2三香(下図)と王手で香を打ち込みました。寄せを目指した順で、△同玉に▲2一竜を見ています。実戦も▲2一竜まで進みました。

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69 久保王将は飛車取りを手抜いて▲8二飛と金取りに飛車を打ち込みました。以下△7二金▲8一飛成△7五銀▲9一竜△6二金右(下図)が実戦の進行で、北浜八段は「個人的にはここで▲2七香と打ちたいです」と次の手について示しました。

74残り時間は▲久保42分、△増田12分。