（松尾八段）
（三浦九段）
（鋭い視線で盤上を見つめる松尾八段）
（着席してすぐに視線を盤上に向ける三浦九段）
（午後の対局室）
カテゴリ「第31期竜王戦決勝トーナメント」の記事 
2018年7月 2日 (月)
昼食休憩中の対局室
（昼食休憩中の局面。手前が先手側）
（先手・松尾八段の玉将）
（後手・三浦九段の王将）
（棋譜用紙と記録用のタブレット）
（特別対局室の様子）
昼食休憩
12時、この局面で松尾八段が16分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲松尾１時間17分、△三浦21分。昼食は松尾八段がほそ島やの冷中華＋チャーシュー２枚、三浦九段がふじもとのうな重セットを注文しました。今期竜王戦は（株）明治のヨーグルトドリンク［Ｒ－１］が協賛しており、対局者に提供されます。対局は12時40分に再開します。
（写真は松尾八段が注文したものと同じ冷中華チャーシュー２枚増し）
（今期竜王戦は（株）明治のヨーグルトドリンク［Ｒ－１］が協賛しています）
後手の三浦九段が仕掛ける
11時30分頃、後手の三浦九段が△６五歩と仕掛けました。図の直前に先手の松尾八段が▲８八玉と入城した手を見て動いたのかもしれません。実戦は松尾八段が▲６九飛と回って対抗しました。
流行型に進む
10時40分頃、図の局面を迎えました。先手は２九飛－４八金型、後手も８一飛－６二金型に構える流行形に進んでいます。
対局開始
（駒を並べる松尾八段）
（駒を並べる三浦九段）
（振り駒の結果、と金が３枚出て松尾八段の先手番に決まりました）
（初手▲２六歩を着手する松尾八段）
まもなく対局開始
羽生善治竜王への挑戦権を争う第31期竜王戦（読売新聞社主催、野村證券特別協賛）決勝トーナメント。松尾歩八段（１組３位）－ 三浦弘行九段（２組優勝）戦が７月２日（月）東京・将棋会館で10時に開始されます。持ち時間は各５時間。先後は振り駒によって決定されます。本局の勝者はベスト４に進出します。
今期竜王戦は（株）明治のヨーグルトドリンク［Ｒ－１］が協賛しています。
本局の中継は棋譜コメント入力が吟、ブログを琵琶が担当します。どうぞよろしくお願いいたします。
【読売新聞（YOMIURI ONLINE）】
http://www.yomiuri.co.jp/
【野村證券】
http://www.nomura.co.jp/
【明治プロビオヨーグルトＲ－１】
https://www.meiji.co.jp/smartphone/dairies/yogurt/meiji-r1/
本局は将棋プレミアムで９時50分から生中継されます。16時からの実況解説は石田直裕五段、聞き手は飯野愛女流初段が担当します。
【将棋プレミアム】
https://www.igoshogi.net/shogipremium/live/live_info.html?live_id=c29d45f612444d02757dcddbd0c177ae
（今朝の将棋会館。好天に恵まれた）
2018年6月29日 (金)
感想戦
（主催紙のインタビューに答えた両対局者は、直後に感想戦を始める）
（前期の借りを返した増田康六段）
（最後まで粘りを見せたが、増田康六段の猛攻の前に敗れた藤井聡七段）
本局の中継ブログは以上で終了いたします。次回決勝トーナメント中継は７月２日（月）、松尾歩八段（１組３位）－三浦弘行九段（２組優勝）戦です。どうぞお楽しみに。本日はご観戦ありがとうございました。
終局直後
（終局直後、激闘の余韻が残る）
―― 本局を振り返って。
増田 序盤はけっこういい感じでペースを握れたかなと。中盤からよくわからなくなってしまって。最後は手厚く指しました。
―― 昨年は藤井さんに敗れましたが。
増田 昨年、負かされていたので、今回はリベンジしたいなと思っていたので。勝ててよかったです。
―― 次の佐藤康光九段戦の抱負をお願いします。
増田 次も強い先生なのですが、自分の力を出して頑張りたいと思います。
―― 本局を振り返って。
藤井 押さえ込まれてしまって、自陣がうまくまとまらなかったですね。
―― 今日の敗戦で、昨年と同じ２回戦で敗退ということになってしまいましたが。
藤井 また力をつけて、ここに戻ってこれたらいいなと思います。
増田六段勝利
125手まで増田康宏六段が勝ちました。終局時刻は22時17分。消費時間は、▲増田４時間47分、△藤井４時間59分。勝った増田六段は、次戦で佐藤康光九段（１組５位）と対戦します。