戦型は横歩取り。羽生三冠は▲6八玉の「勇気流」を、決勝トーナメントの村山慈明七段戦に続いて採用しました。佐々木勇気六段が得意にしている作戦で、青野流と同じように▲3六歩~▲3七桂~▲4五桂と強襲する含みがあります。
△4二玉は11時ごろの局面。予想していたのか、稲葉八段の指し手は早いです。
戦型は横歩取り。羽生三冠は▲6八玉の「勇気流」を、決勝トーナメントの村山慈明七段戦に続いて採用しました。佐々木勇気六段が得意にしている作戦で、青野流と同じように▲3六歩~▲3七桂~▲4五桂と強襲する含みがあります。
△4二玉は11時ごろの局面。予想していたのか、稲葉八段の指し手は早いです。
本局は将棋プレミアムで、対局開始から動画中継が行われます。大盤解説は15時開始予定で、近藤誠也五段と安食総子女流初段が担当します。詳細は、下記リンクをご覧ください。
https://www.igoshogi.net/shogipremium/live/live_info.html?live_id=6da4b77fcc447155aa0eee22d29e7698
挑戦者決定三番勝負に進むのはどちらか。竜王戦決勝トーナメント、羽生善治三冠(1組2位)-稲葉陽八段(2組優勝)戦をお送りいたします。
対局は2017年7月31日の10時開始。対局場は東京将棋会館の特別対局室です。持ち時間は各5時間。先後は振り駒で決定されます。
これまでは、羽生1勝、稲葉1勝の五分。直近の対戦は昨年10月の順位戦A級で、稲葉八段が制しました。
本局の中継は、棋譜コメントを文、ブログを紋蛇が担当いたします。よろしくお願いいたします。
▲久保-△松尾戦は松尾八段が勝ちました。終局時刻は23時51分。消費時間は▲久保4時間58分、△松尾4時間59分。勝った松尾八段は挑戦者決定三番勝負への進出を決めました。三番勝負の相手は、7月31日(月)に指される羽生善治三冠(1組2位)-稲葉陽八段(2組優勝)戦の勝者です。
先手は入玉を果たしましたが、図の△7五とが厳しく、勝又六段は「投了してもおかしくない」と解説しています。先手は点数が足りないだけでなく、対応によっては8一の馬を取られてしまう可能性があります。