18時、稲葉八段が14分使って夕食休憩に入りました。消費時間は▲羽生３時間16分、△稲葉３時間34分。夕食注文は、羽生三冠が中華そば（ほそ島や）、稲葉が若鶏唐揚げ定食（みろく庵）。対局は18時40分に再開されます。

（ほそ島やの「中華そば」）

（みろく庵の「若鶏唐揚げ定食」）

夕食休憩前、読売新聞解説の及川拓馬六段と、観戦にきた深浦康市九段が中継室に来訪しました。後手は△５四金や△８三銀（次に△７二飛のぶつけが狙い）が指摘されています。

（及川六段＝手前、深浦九段＝奥）

横歩取りから一気に戦いになるかと思いきや、流れは持久戦です。△７四歩に対し、羽生三冠は積極的に▲７五歩と動いています。稲葉八段は△７五同歩以外に△６四歩も考えてみたいところです。稲葉八段が考えたまま、時刻は16時を過ぎました。

大きなクレーンが動く様子には、迫力がありました。

2020年に行われるオリンピック・パラリンピックに向けて、千駄ヶ谷付近では再開発が進められています。

（千駄ヶ谷駅前にある、東京体育館）

（外苑前方面では、再開発が進んでいる）

本日の千駄ヶ谷はやや曇っており、予想最高気温は32度と蒸し暑い一日になりました。

現在、鳩森八幡神社は一部が工事中ですが、参拝は可能です。

（富士塚から見た境内）

昼食休憩前に51分使った羽生三冠。対局再開を告げられても、熟考の気配でした。稲葉八段の視線も鋭く、早くも勝負どころを予感させます。

昼食休憩時の特別対局室です。戻ってきた稲葉八段は、お盆にペットボトルを置いて、再び席を外しました。

12時、羽生三冠が51分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲羽生１時間23分、△稲葉19分。昼食注文は、羽生三冠が五目炒飯（紫金飯店）、稲葉八段が冷やし中華（みろく庵）。対局は12時40分に再開されます。

（紫金飯店の五目炒飯）

（みろく庵の冷やし中華）

本局の観戦記を担当するのは大川慎太郎さんです。今日の読売新聞朝刊に掲載されている観戦記は、６組昇級者決定戦の加藤一二三九段－高野智史四段戦。加藤九段の現役最後の対局になった一戦で、吉田祐也記者が執筆しています。