14時21分、対局再開から一手動きました。▲5五角は1時間55分の大長考。△7三桂には▲8五桂から決戦になりそうです。
カテゴリ「第29期竜王戦決勝トーナメント」の記事
夏本番の鳩森神社
7月16日(土)17時~20時ごろにかけて、関東若手棋士「東竜門」も将棋ブースを出店します。奮ってご参加ください。
【せんだがや盆踊り大会2016、東竜門ブース出店のご案内】
http://www.shogi.or.jp/topics/event/2016/07/2016_6.html
昼食休憩時の対局再開
昼食休憩時の特別対局室
昼食休憩
12時、ここで郷田王将が14分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲郷田1時間12分、△三浦32分(持ち時間は各5時間)。郷田王将の昼食は「カレーライス」(ほそ島や)、三浦九段は「肉豆腐定食、モチ追加」(みろく庵)。対局12時40分に再開されます。
郷田王将の工夫
2六から5六に飛車を転換したのが郷田王将の工夫で、7二銀型で中央が薄い後手の玉頭に狙いをつけています。
対する三浦九段は10分考えて△7四歩と突きました。
歩を突いたことで、飛車の横利きが止まりました。△2四飛の転換が消えており、▲3六歩~▲3五歩の桂頭攻めを誘発しかねません。それだけリスクの高い手を10分で指すということは、現局面が三浦九段の研究範囲であることがうかがえます。
戦型は横歩取り
戦型は横歩取りになりました。
7二銀・1四歩は流行の布陣で、△1四歩の局面は先月だけで17局の前例があります。プロでも関心が高い形のひとつです。
対局開始
対局開始前
7月11日は三浦弘行九段ー郷田真隆王将
第29期竜王戦決勝トーナメント、三浦弘行九段(1組3位)-郷田真隆王将(2組優勝)をお送りいたします。
対局は7月11日に東京・将棋会館「特別対局室」で10時開始。持ち時間は各5時間。先後は振り駒で決められます。
将棋プレミアムでも対局開始から終局まで生中継され、18時30分(予定)から及川拓馬六段の解説が行われます。聞き手は内田晶さんです。
【読売新聞(YOMIURI ONLINE)】
http://www.yomiuri.co.jp/
【将棋プレミアム(囲碁・将棋チャンネル)】
http://www.igoshogi.net/shogipremium/
中継は棋譜・コメント入力を牛蒡、ブログを紋蛇が担当いたします。よろしくお願いします。
【お知らせ】
6月13日から、対局の休憩時間が原則、下記のとおりに変更されました。
・昼食休憩:12時10分~13時→12時~12時40分
・夕食休憩:18時10分~19時→18時~18時40分
休憩時間が従来の50分から40分に短縮されたことで、終局時刻も早まることが予想されます。対局再開の時刻が変わったこととあわせまして、ご観戦の際はご留意ください。