（快勝した三浦九段）

（敗れた郷田王将。決勝トーナメントで唯一のタイトル保持者が初戦で敗退した）

（すぐに感想戦が始まった）

▲郷田王将－△三浦九段戦は20時22分、84手で三浦九段が勝ちました。消費時間は▲郷田４時間49分、△三浦３時間35分（持ち時間は各５時間）。三浦九段はベスト４進出です。

郷田王将が反撃に出ています。▲６三歩に△同玉と強く応じられた局面、郷田王将の残り時間は16分です。

（対局開始前の郷田王将）

▲７二歩成に△５七香が厳しいといわれています。以下▲４九玉に△６九飛打が継続手。どうやら後手にチャンスが来ているようです。

夕食休憩から対局が再開されました。再開後の一手は△８九馬。これ以降は休憩がなく、終局まで指し継がれます。

（千駄ヶ谷は日が暮れてきた）

（特別対局室には夕日が差し込んでいる）

（三浦九段側から見た、現局面）

18時、ここで三浦九段が19分使って夕食休憩に入りました。消費時間は▲郷田４時間12分、△三浦２時間44分（持ち時間は各５時間）。郷田王将の夕食注文は「冷やし鳥そば」（みろく庵）、三浦九段は「にぎり・特上」（千寿司）。対局は18時40分に再開されます。

△９九角成に郷田王将に時間早見表が出されました。残り時間は１時間を切っています。三浦九段の残り時間は２時間36分です。

（天井カメラから見た、特別対局室の様子）

▲６五歩△９九角成と駒を取り合いました。局面は終盤戦です。後手は△８九馬などが楽しみで、先手はここでうまく立ち回らないと形勢を損ねてしまいそうです。

（朝の三浦九段）

郷田王将の▲５五角から決戦になりました。先手は馬を作ったこと、後手は６五まで桂を跳べたのが主張です。

時刻は16時を過ぎました。▲６六歩までの消費時間は▲郷田３時間36分、△三浦１時間23分。消費時間に２時間以上の差がついています。

（朝の郷田王将）