本日から明日にかけて、鳩森神社で盆踊り大会が開催されます。明日16日には、関東若手棋士グループの「東竜門」が将棋ブースを出店いたします。

【せんだがや盆踊り大会2016、東竜門ブース出店のご案内】
http://www.shogi.or.jp/topics/event/2016/07/2016_6.html

将棋会館１階の販売部には、将棋盤や駒以外にも、数多くのグッズがそろえられています。

深浦九段揮毫の「堅忍不抜（けんにんふばつ）」（意志が堅く、つらいことでもじっと耐え忍んで心を動かさないこと）。こちらは人気のため、現在入荷待ち。

左手には竜王戦決勝トーナメント、ベスト４を決めている久保利明九段揮毫の「貫気」が販売されている。

棋書も豊富で、写真中央にある青嶋五段の著書、『青嶋の結論 対中飛車・居飛車穴熊必勝ガイド 』(マイナビ出版）は5月17日から発売されている。

(渡辺明竜王揮毫の「人事天命」）

１2時40分になり、対局が再開されました。

(深浦九段が先に入室）

（対局再開が告げられたが、青嶋五段はまだ戻ってきていない）

(12時42分頃に入室。再開直後だが、鋭い視線をとばしていた）

12時、図の局面で、青嶋五段が24分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲青嶋１時間12分、△深浦31分。昼食の注文は両対局者ともなし。対局は12時40分から再開します。

(昼食休憩時の特別対局室）

東京の天気は雨のち曇り。午前を中心に、場所によっては落雷や雨が強まるとの予報がある。

（中継室から見た９時頃の景色。ぽつぽつと小雨が降っていた。）

（11時過ぎ、雨脚が強まってきた。）

（９時頃の特別対局室入口。対局準備の為、設営が進められていた。）

深浦九段は横歩取り△５二玉・８四飛型を採用しました。△１四歩～△１五歩と、現在流行している形に進行しています。30手目△７四歩と突いた局面は、先週の４日に行われた棋王戦の対松尾歩八段との一戦で、深浦九段自身が経験しています。（結果は深浦九段の勝ち）

対する青嶋五段の対策が注目です。

深浦九段の振り歩先で「と」が３枚。青嶋五段の先手と決まりました。

(青嶋五段の初手は▲７六歩）

(深浦九段の２手目は△３四歩）

(王将を並べる深浦九段）

(駒を並べる青嶋五段）

(振り駒の様子）

第29期竜王戦（読売新聞主催）決勝トーナメントより、深浦康市九段（１組４位）－青嶋未来五段（6組優勝）の一戦をお送りいたします。

対局は2016年７月15日（金）、東京・将棋会館「特別対局室」にて10時開始。持ち時間は各５時間。先後は振り駒で決定されます。

本局の模様は、囲碁・将棋チャンネル「将棋プレミアム」でも配信されております。18時30分から西尾明六段の解説が行われる予定です。聞き手は内田晶さんが務めます。

【読売新聞（YOMIURI ONLINE）】
http://www.yomiuri.co.jp/

【将棋プレミアム（囲碁・将棋チャンネル）】

https://www.igoshogi.net/shogipremium/live/

本局の中継は棋譜コメントを銀杏、ブログを玉響が担当いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

（仕掛けの時点で郷田王将は苦しかったようで、力の出せない展開になってしまった）

（的確に先手の動きをとがめた三浦九段。次戦で１組２位の久保利明九段と挑戦者決定三番勝負進出を懸けて対戦する）

感想戦は21時前に終了しました。本日の中継は以上で終了となります。

次回の中継は7月15日（金）、深浦康市九段（１組４位）－青嶋未来五段（６組優勝）をお送りいたします。そちらもお楽しみに。