大盤解説会再開 (大盤解説会は、お客さまの中に佐賀からお越しの方がいるということで、「いちばん遠くから来た、という自信のある人はいますか」と久保九段) (こちらは昼食休憩中に来訪した大石直嗣六段。現在は継ぎ盤検討に加わっている)
対局再開の様子 (13時15分、早めに盤前で集中する糸谷竜王) (やがて席を外し、対局室前の廊下をいったりきたり) (再開1分前に渡辺棋王は着座) (記録係が「時間になりました」と声をかけると、「はい」と応じてからすぐに着手) (直後の表情。渡辺棋王は何を思う)
2日目の昼食休憩に入る 図の局面で糸谷竜王が31分考えて2日目の昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲渡辺5時間16分、△糸谷5時間43分。昼食時の注文は、ともに精進料理(いなり寿司、うどん、梨など)。対局は13時30分に再開され、以後は終局まで休憩なく指し継がれます。 (潤)
控室の検討変化 12時20分、図の▲2二歩成まで進んでいます。継ぎ盤では△2二同飛▲同飛成△同銀▲9五角△7三歩▲7四桂△5一玉が並べられました。途中の▲7四桂を見て、「いやー、やってみたい手なんですけどね」と稲葉七段。 (上記変化△5一玉まで) ここで▲2三歩が候補手で、(1)△同銀には▲2二飛があります。(2)△3一銀▲3二歩△4二銀▲2二歩成は「利かされすぎだよなー」と宮本四段。 (1日目に引き続き、村田顕弘五段が来訪している。別の継ぎ盤で検討中だ)
別格本山 總持院(2) 1日目にご紹介した總持院には、庭園が各所にあります。 (大庭園。対局室と繋がっている) (検分時から、対局中に散策できるようにと下駄が用意されていた) (本日9時30分頃のひとコマ。糸谷竜王は歩きながらのほうが考慮しやすいと明言している)
11時40分の大盤解説会 現地大盤解説会では、メイン解説者である山崎八段、聞き手の村田智穂女流二段が登場。後手一手損角換わりの構想を交えて、本局の序盤について解説中です。 (後手一手損角換わりは、山崎八段の得意戦法のひとつ) (上の写真では、図の△4四歩に代えて△1四歩が主流であることを解説中だった) (会場内はすでに8割以上の席が埋まっている)
11時15分の控室 (長沼洋七段が来訪) (継ぎ盤を囲む山崎八段。このあとすぐに大盤解説会へと向かった) (宮本広志四段と西川和宏五段) (11時25分、船江恒平五段が来訪。宮本四段と移動について談笑中)
大盤解説会に淡路九段と久保九段 11時、現地大盤解説会が本来開始する時刻となりました。ここで立会人・淡路九段と新聞解説・久保九段が登場。 封じ手について、「2日制のタイトル戦でしか経験できませんので、封じ手ができる棋士は強く、幸せです」と淡路九段が説明をします。封じ手を経験したことのある弟子の久保九段に話を振ると、「封じ手はやってみたいと思っていたのですが、いちばん最初の2日制の対局ではどういうことをするのかなどを知るために、相手の所作を見たかったんです。でも結局、私が封じることになってしまいまして……」(一同笑)。
現地大盤解説会 11時開始を予定していた現地大盤解説会ですが、開始前から客入りが盛況ということで、10時30分に開始致しました。 (椅子と座布団で100席が用意されているが、すでに半分ほどが埋まっているだろうか) (稲葉七段が解説中) (聞き手、室田女流二段)