戦型は角換わりになりました。10時30分過ぎ、38手まで進みました。かなり早いペースで進行しています。
深浦九段は△7三歩型を採用しています。桂は活用しにくいものの、飛車先のコビンを突かないでスキを作らない作戦です。昨年の竜王戦決勝トーナメント▲羽生善治三冠-△森内俊之名人(現竜王。肩書は当時)でも指されています。
戦型は角換わりになりました。10時30分過ぎ、38手まで進みました。かなり早いペースで進行しています。
深浦九段は△7三歩型を採用しています。桂は活用しにくいものの、飛車先のコビンを突かないでスキを作らない作戦です。昨年の竜王戦決勝トーナメント▲羽生善治三冠-△森内俊之名人(現竜王。肩書は当時)でも指されています。
7月15日(火)は深浦康市九段(1組5位)-中村太地六段(4組優勝)戦をお送りいたします。
深浦九段は8回目の決勝トーナメントで、2009年(第22期)には挑戦者決定三番勝負まで進出しました。対する中村六段は2回目の決勝トーナメント。今期は藤森哲也四段に逆転勝ちを収めて本局を迎えています。
対戦成績は深浦0勝、中村2勝。第83期の棋聖戦挑戦者決定戦では、勝った中村六段がタイトル初挑戦を果たしました。深浦九段としては2年ぶりに借りを返したいところです。
本局の中継は棋譜コメント入力を銀杏、ブログを紋蛇が担当いたします。よろしくお願いいたします。
▲糸谷-△三浦戦は22時20分、117手で糸谷六段の勝ちとなりました。消費時間は▲糸谷4時間35分、△三浦4時間59分。勝った糸谷六段は次戦で屋敷伸之九段(1組2位)と対戦します。
22時10分頃、▲9三歩成で次に▲8二と見せられた後手は、決死の猛攻に打って出ました。図は切り札の△3八角成を決行したところ。中継室では、先手が余せると見られていますが、果たして三浦九段に起死回生の策はあるのでしょうか。
図は21時40分頃の局面。
「後手のここ数手を見ると、△2九角、△9三桂、△2三銀と、一手一手のつながりが感じられないですよね。おそらく三浦九段は形勢が苦しいと見て、あの手この手を繰り出してチャンスをうかがっている雰囲気です。先手がリードしていると見て良さそうですね」(飯塚七段)