１日目の指了図です。各棋士の先生に次の一手の予想を挙げてもらったところ、
- △３五歩（中村修九段）
- △９六歩（富岡八段）
- △８五歩（井上九段）
- △６五馬（記録係の冨田三段）
- △４六馬（長谷川女流二段）
- △６七歩（ニコニコ生放送での加藤一二三九段）
と、ばらばらの回答でした。それだけ手が広い局面とも言えますが、果たして森内竜王の封じ手は何でしょうか？
（夏芽）
カテゴリ「第27期竜王戦七番勝負第5局」の記事 
2014年12月 4日 (木)
第５局２日目
おはようございます。第27期竜王戦七番勝負第５局は、いよいよ２日目の朝を迎えました。今日も一日よろしくお願いします。
【本日のタイムスケジュール】
9：00 対局再開（封じ手開封）
10：00 おやつ、大盤解説会（午前の部）開始
12：30 昼食休憩
13：30 対局再開
14：00 大盤解説会（午後の部）開始
15：00 おやつ
??:?? 終局
（２日目の朝。外は雨が降っている）
（夏芽）
2014年12月 3日 (水)
２日目の大盤解説会のお知らせ
＜現地大盤解説会＞
【日時】12月４日（木）９時30分受付、10時開始（終局まで）
【会場】湯涌温泉かなや 本館３階「医王」
〒920-1123石川県金沢市湯涌イ56（電話番号076-235-1211）
【定員】120名（先着順）
【料金】1,500円
※ドリンク付。「次の一手クイズ」を出題、正解者には抽選で両対局者直筆色紙や竜王戦記念扇子を贈呈。
【出演棋士】井上慶太九段、長谷川優貴女流二段
【ゲスト棋士】中村修九段、富岡英作八段
＜東京・将棋会館＞
【日時】12月４日（木）16時30分開場、17時開始
【会場】将棋会館２階・研修室
〒151-8516東京都渋谷区千駄ヶ谷2-39-9
電話番号（道場直通）03-3408-6167
【料金】一般2,000円
※支部会員、駒桜会員、女性、学生、60歳以上、障害者は1,500円
※サイン会、懸賞「次の一手」の出題あり
【出演棋士】藤井猛九段、室谷由紀女流初段
【詳細リンク先】将棋会館道場ホームページ[イベント情報]
＜関西将棋会館＞
【日時】12月４日（木）16時30分開場、17時開始
【会場】関西将棋会館４階・多目的ルーム
〒553-0003大阪府大阪市福島区福島6-3-11
電話番号（道場直通）06-6451-0220
【料金】一般1,500円
※支部会員、女性、学生、65歳以上、障害者は1,200円
※懸賞「次の一手」の出題あり
【出演棋士】桐山清澄九段、西川和宏五段、室田伊緒女流二段
【詳細リンク先】第27期竜王戦大盤解説会第５局（PDF）
以上で本日の更新を終了いたします。明日も朝９時より対局開始です。引き続き、当サイトで熱戦をお楽しみください。
（夏芽）
ニコニコ生放送（第５局２日目）
動画サイト「ニコニコ生放送」では、明日も第27期竜王戦第５局の模様を完全生中継します。
２日目の解説者は高橋道雄九段、聞き手は飯野愛女流１級です。下記のリンク先よりご覧ください。
【ニコニコ生放送】第27期竜王戦七番勝負第５局２日目 森内俊之竜王vs糸谷哲郎七段
（夏芽）
封じ手の様子
（定刻の18時になると森内竜王はすぐに次の一手を封じた）
（封じ手の局面）
（別室で記入を終えた森内竜王が入室）
（対戦相手の糸谷七段が印を記入する）
（そして立会人の中村修九段へ）
（最後に駒を片付けて１日目が終了）
（夏芽）
森内竜王が76手目を封じる
時刻は18時を回り、図の75手目▲７九飛の局面で、後手番・森内竜王が次の一手を封じました。
１日目の消費時間は▲糸谷七段２時間49分、△森内竜王４時間35分。
（夏芽）
封じ手封筒の用意
糸谷七段は１時間６分を使って▲９八桂と受けました。以下△４七馬▲７九飛と進んでいます。
（時刻は17時30分を回った。控室には封じ手の封筒が２枚用意されている）
（外はすでに日が落ちて真っ暗だ）
（夏芽）
糸谷七段が長考
森内竜王が72手目△７四桂と打った局面で、糸谷七段が１時間以上の長考に沈んでいます。
（長考する糸谷七段。まだ１日目だが、局面は早くも勝負所を迎えている）
（夏芽）
クリスマスフェスタのお知らせ
大盤解説を終えて控室に戻ってきた中村修九段からのお知らせです。
今月20日（土）に東京の「TOKYO CULTURE CULTURE by NIFTY」で「クリスマスフェスタ2014」と題したイベントを行います。たくさんの棋士や女流棋士と一緒にクリスマスを過ごしたい方は、下記のリンク先で詳細をご覧ください。
（「よろしくお願いします」と和服にサンタ帽姿でアピールする中村修九段。隣の長谷川女流二段が持っているサイン色紙もイベントでのプレゼント品です）
（夏芽）
高野六段の見解
▲３三桂成以下、△同桂▲８七銀打△７六銀▲３五歩と進みました。この局面で控室の高野六段に見解を尋ねたところ、
「ここで△７四桂が有力な手で（１）▲７六銀なら△９八歩▲同玉△８六桂、（２）▲７三角には△８六飛があります。なので桂を打たれたら（３）▲７七金右とか（４）▲９八桂で８六の地点を守ることになりますが、先手の攻めが▲３五歩以下はっきりしているので、局面はもう中盤から終盤に差し掛かっていると言ってもいいです」との見解でした。
（夏芽）