カテゴリ「第27期竜王戦七番勝負第5局」の記事 Feed

2014年12月 4日 (木)

12時30分、図の113手目▲2五桂に、森内竜王の考慮が22分を記録し、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲糸谷七段3時間49分、△森内竜王6時間48分。対局は13時30分に再開します。

113

(夏芽)

局面は104手目△1九竜まで進みました。互いに相手の急所が見えにくい局面が続いています。

104

Photo_18
(控室に戻って検討に加わる井上九段。「さっき先手を持って大変やなあと思ったのに、後手を持っても大変に感じるなあ」との感想)

(夏芽)

10時50分、97手目▲7八銀打まで進みました。駒割りは飛車銀交換で後手の駒得ですが、先手は金銀5枚の堅陣を構築しました。

97

Photo_16
(3階にある大盤解説会場。昨日よりも観覧者が増えている)

Photo_17

富岡八段「もしかしたら糸谷七段は自分の方が優勢と思っているかも知れませんね」
井上九段「まあ、しかしこれは長くなりそうな将棋ですね」

(夏芽)

2日目は開始早々、森内竜王が馬を切って穴熊に襲い掛かりました。

82

Photo_13
(開始早々の激しい流れに、控室の検討も熱が入る)

Photo_14
(今週末開催する第6回国際将棋フォーラムin静岡にブラジル代表として参加するジェームス・マン・ド・トレドさん。将棋歴は7年とのこと)

(夏芽)

Photo_6
(森内俊之竜王)

Photo_7
(糸谷哲郎七段)

Photo_9
(冨田三段の読み上げで、1日目の手順が盤上に再現される)

Photo_11
(立会人の中村修九段が封じ手用紙を開く)

Photo_12
(森内竜王が封じ手の△8七銀成を着手し、2日目がスタート)

(夏芽)