カテゴリ「第26期竜王戦七番勝負第1局」の記事 Feed

2013年10月16日 (水)

Dsc_0058 (野田市の「ホテル グランボア」にて前夜祭が開催された。開会のご挨拶は野田市の根本崇市長)

「野田市は将棋による町おこしを考えています。これから地域で盛んになるように将棋を通じた交流を深められるようにしたい」

Dsc_0069 (主催紙の読売新聞竜王戦事務局長 杉山弘様)

「今期は竜名戦と言いましょうか、頂上決戦です。竜王戦では4度目の竜名戦となるようです。
 対局場は雰囲気のある会場。なかなか対局できないところで、名勝負が楽しみです」

Dsc_0075 (日本将棋連盟会長の谷川浩司九段が挨拶)

「今回は歴史に残るシリーズに間違いないでしょう。挑戦者が誰になるか注目されていたと思います。私もトーナメントに名を連ねていましたが、現実は甘くないということを森内名人に思いしらされました。そして、森内さんが挑戦者になりました。
渡辺さんは初めての竜王戦の相手が森内さんでした。渡辺さんにとっては10年間の竜王戦ストーリーの最後をどう飾るか。森内名人としては、渡辺竜王のきっかけを作ってしまったのはご自分ということで、自分で決着をつけるのか。
対決をあおるようなあいさつになりましたが、内容も注目して楽しんでいただけるシリーズになると思います」

(書き起こし・銀杏、撮影・吟)

Dsc_0031 (タイトル戦の記録係は初めてという渡辺三段に藤井九段が振り駒をレクチャー)

Dsc_0033 (「振り駒は注目されるからね」とさりげなく話す藤井九段)

Dsc_0034 (「布から出ないようにね」身振り手振りの藤井九段)

Dsc_0035 (「駒は立たせちゃダメだよ」と藤井九段。森内名人も思わず笑い出してしまった)

※18時から前夜祭が行われます。更新は前夜祭終了後になります。

Dsc_0012 (16時40分から対局検分が行われた)

Dsc_0014

Dsc_0018

Dsc_0022 (障子がすべて閉ざされた対局室。森内名人の「開放感があったほうがいいですね」の言葉で、対局中は障子は開けられることに決まった)

Dsc_0024 (「こちらのお庭は明日だれも通りませんよね」と確認する藤井九段)

Dsc_0028 (検分は8分ほどで問題なく終了した)

渡辺明竜王に森内俊之名人が挑む第26期竜王戦。千葉県野田市「野田市市民会館」で開幕する。

立会人は藤井猛九段、読売新聞解説は鈴木大介八段。記録係は渡辺和史三段(18歳・豊川孝弘七段門下)が務める。持ち時間は8時間。2日制で行われる。

中継は棋譜・コメント入力が銀杏、ブログを吟が担当。どうぞよろしくお願い致します。

Dsc_0004 (関係者は13時50分頃に東京・将棋会館を出発。ロビーに到着し一息つく藤井九段と鈴木八段。対局者は車で野田に向かった)