カテゴリ「第24期竜王戦挑決第1局」の記事 Feed

2011年8月16日 (火)

関西将棋会館が面している「なにわ筋」は大阪のメインストリートの1つ。
大阪では、南北に走る街道に「筋」、東西を貫く街道に「通」という名前が付けられている。
「筋」の代表的なものには「御堂筋」「堺筋」「四ツ橋筋」などが、「通」には「中央大通」や「千日前通」などがある。


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(会館のすぐそばをJRの電車がひっきりなしに走っているが、対局室ではそれほど大きくは聞こえてこない)


(若葉)

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丸山の長考が続いている。
再開直後の▲4八銀から盤面は動いていない。
「先手はどうまとめるんでしょうか。長考が続きそうですね」と研究会の合間に本局をのぞきこんだ畠山鎮七段。


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(若葉)

棋士室では午前から研究会が行われている。
本局は激しい乱戦となっているが、まだ手数がそれほど進んでいないこともあり、検討はほとんど行われていない。
午後に入って、阪口悟五段が奨励会員たちと序盤の変化を検討し始めた。


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(阪口悟五段)


(若葉)

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(先に対局室に戻ったのは久保二冠。盤面に覆いかぶさるようにして読みふけっていた)


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(丸山九段もほどなくして入室)


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(手番ではない丸山九段はリラックスした表情)


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(千田三段が「再開します」と告げて午後の対局が始まった。久保二冠はすぐに▲4八銀を着手)


(若葉)

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(丸山九段愛用の扇子。使い込まれている)

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(こちらは久保二冠の扇子)


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(本局で使用されている駒は源兵衛清安(げんべいきよやす)書、児玉龍兒(こだまりゅうじ)師作。虎斑が美しい)


(若葉)


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(丸山九段のお昼の注文はお寿司。えびサラダ巻き1本、かっぱ巻き2本、箱ずし(うなぎ)が盛り合わせてある)


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(久保二冠が注文したものと同じそばセット(うどん)。これはそばセットのそばをうどんに変えたもの)


(若葉)

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図の局面で久保が考慮中に12時10分となった。
昼食休憩は50分。対局は13時に再開される。


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(大阪は夏本番。今日も摂氏30度を超える暑さとなっている)


(若葉)

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(第1局の舞台は関西将棋会館)


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(対局場は5階、棋士室は3階にそれぞれある)


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(1階は売店とレストランのフロアとなっている。レストラン「イレブン」は関西の棋士御用達のお店。今日は残念ながらお盆休みとなっている)


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(売店では、震災復興支援の扇子が売られている。谷川浩司九段の揮毫は「頑張り過ぎないで下さい」。谷川九段は阪神大震災の被災者だった)


(若葉)

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図は11時頃の局面。
石田流三間飛車の出だしだったが、早くもその面影はない。
力戦模様の進行となっている。
手に乗って駒が前へと進んでいる丸山陣に対し、久保陣は平べったい。

ここまでの消費時間は久保36分、丸山12分。


(若葉)

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(千田三段が歩を5枚手に取る)


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(振り駒の結果は歩が4枚。久保の先手となった)


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(10時、対局が開始された)


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(久保二冠はなかなか着手しない)


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(やがて▲7六歩と角道を開けた)


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(丸山九段もしばし時間を置いて、△3四歩と応じた)


(若葉)