カテゴリ「第23期竜王戦七番勝負第4局」の記事 Feed

2010年11月25日 (木)

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控え室のモニターで弟子(記録係の船江恒平四段)の仕事ぶりを見つめる井上八段。時刻は・・・瞼の重くなる時間だ。

井上八段 「この時間はしゃーないなぁ。しかし対局者はちゃんと起きてえらいな~。」

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(その時の対局者の様子。もちろん起きてます。)

(若葉)

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(鶴林寺の最寄り駅になる、山陽電鉄の尾上の松駅)

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(将棋を題材にした漫画「3月のライオン」の新刊が明日発売になることを記念して、各都道府県ごとに1か所、その土地の方言を使ったポスターが掲示されている)

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(また、全国でたった1ヶ所だけ、作者の羽海野チカさんの直筆ポスターが掲示されている。これはどの駅か明らかにされていなかったが、現在は正解が発表されている。そう、尾上の松駅だ。ポスターは早朝・深夜は取り外され、掲示されている間も警備員が立っているそうだ。当地で竜王戦第4局が開催されることに合わせて場所が選ばれたのだろうか)

(写真提供…「将棋世界」誌の観戦記担当、池田将之さん。池田さんによる本局のレポートは将棋世界2月号に掲載予定です)

(翔)

40_2 図は14時過ぎの局面。増田六段のチャット解説通りに進んでいる。

増田六段

「 (36手目)△7三桂と予想しますが△3三銀なら▲4八飛が形となります。なぜなら、△3三銀に▲2五歩は△4二金右や△4三金右で後手陣に傷がないのです。△7三桂を跳ねると後に▲7五歩から桂頭を狙う手が生じます。(36手目)△7三桂と予想しますが△3三銀なら▲4八飛が形となります。なぜなら、△3三銀に▲2五歩は△4二金右や△4三金右で後手陣に傷がないのです。(36手目)△3三銀だと▲4八飛△4二金右▲8八玉△2二玉となり最近は先手の10勝1敗で後手避けたい変化ではあります。」

本譜はその「後手避けたい変化」に。渡辺竜王がどんな秘策を用意しているのか、午後から進行が楽しみだ。

(若葉)

定刻の13時30分の少し前、今朝と同じく渡辺竜王が先に入室。羽生名人は定刻になっても現れず、立会人有吉九段の「それでは時間ですので再開して下さい」の声で対局が再開された。

羽生名人は対局再開から2~3分後に入室。手番だった渡辺竜王は羽生名人の入室を見届けて、見学のファンが見守る中再開後の一手を着手した。

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(先に入室する渡辺竜王)

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(一人対局再開を待つ)

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(入室するや思考に沈む羽生名人)

(若葉)

35_212時30分、35手目の局面で昼食休憩となった。対局再開は13時30分の予定。

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(渡辺竜王のお昼の注文は、かつめし、サラダ、オレンジジュース)

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(羽生名人のお昼の注文は、かきあげときつねのうどん、生ハムとパルメザンチーズのサラダ、オレンジジュース)

(若葉)

控え室に届けられた差し入れを紹介します。

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(駒師・熊澤良尊氏作の駒をあしらったストラップ。「竜王」の文字があしらわれている。)

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(村田女流初段の差し入れのチョコレート。パッケージはご存知、「一番絞り」)

(若葉)

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(左から、山崎七段、NHKBS解説の久保利明棋王・王将、解説の井上慶太八段。久保二冠は携帯で棋譜をチェックしながら検討か(?))

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(NHKBSの中継番組で聞き手を務める村田智穂女流初段)

(若葉)

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(立会人の有吉九段。すでに引退されているが、将棋に対する熱意は未だ衰えていない。)

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(現地大盤解説の山崎隆之七段と。検討しているのは、先日行われた日本シリーズの山崎-羽生戦。前夜祭でも触れられていた対局で、山崎七段にとっては苦い思い出。)

(若葉)