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2008年11月26日 (水)

菊池温泉は昭和20年、地元の商工会長が湯煙の中に立ち上る「白竜」を見て、掘削したところ、湧出したのが始まりという。
竜王戦にふさわしい対局場といえるだろう。
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(菊池観光ホテルは縁深い竜にあやかって「蛇の衣」を展示しているが、その後ろには渡辺竜王の色紙が飾られている)

15時のおやつが出されました。渡辺竜王はいちごのケーキとホットコーヒー、羽生名人は特製チーズケーキとレモンティーでした。
ケーキは菊池市内で有名な「よしのや」という菓子店の特製です。

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(渡辺竜王のいちごのケーキ)
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(羽生名人の特製チーズケーキ)

菊池市は阿蘇外輪から湧き出る水が有名。控え室でも大人気です。

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(菊池水源は環境省選定の名水百選に選ばれている)

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(ホテル内の至る所で自由に飲める。まろやかでおいしい)

13時半に対局が再開されました。羽生名人は1分ほど遅れて入室、そのすぐ後に渡辺竜王は△7三銀と指しました。
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(先に入室した渡辺竜王。このすぐ後に銀を立った)

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(鋭い目つきの羽生名人。後ろに座るのは観戦記執筆の山田史生氏)

12時半に昼食休憩に入り、両対局者は自室に戻りました。
渡辺竜王は鍋やきうどん、羽生名人は天ざるです。
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(渡辺竜王が注文した鍋やきうどん)
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(羽生名人が注文した天ざる)

第4局(11月26日、27日) の各地の大盤解説会は、以下の通りとなっております。

現地解説会 : 両日とも9:00~終局まで随時、菊池観光ホテル2F鳳凰の間、山﨑隆之七段
          入場料1,500円(入浴付1日)、2,500円(昼食・入浴付1日)
東京・将棋会館:27日(木)17:00~、中村 修九段、矢内理絵子女王・女流名人、一般2,000円
関西将棋会館:27日(木)17:00~、浦野真彦七段、一般1,200円

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(現地大盤解説会の案内ポスター)

大盤解説会場では、10時頃から山崎隆之七段の多面指し指導対局が始まり、大勢のファンが見守っています。12時頃まで続く予定です。
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(ホテル内の大盤解説会場)
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(山崎七段の指導対局。人だかりができていた)

19手目、羽生名人は16分の考慮で▲2七銀と出ました。
この局面の前例は2局。いずれも富岡英作八段が指し、負けてしまっています。
控え室は「蘇る富岡流か!」と沸いています。
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(パソコンで富岡流を堪能する。右から深浦王位、桐山九段、山崎七段)