対局場写真 1 対局場「和多屋別荘」の写真です。和多屋別荘は広大な敷地で、対局室のある「水明荘」のほか、「花鳥荘」「温泉郷」「みやび館」「タワー館」という区画に分かれています。ロビーから「水明荘」に続く長い廊下は嬉野川を渡っています。温泉、露天風呂が複数あります。 (嬉野川をまたぐ通路) (ロビーから「水明荘」続く通路) (渡り廊下から嬉野川が見える) (喫茶 足湯) (喫茶足湯は、足湯につかりながらお茶が飲める) (桜木)
似て非なる局面 第1図は佐藤二冠が20手目△7二銀と上がったところです。 この局面は部分的にゴキゲン中飛車から居飛車側が「丸山ワクチン」を採用したときに現われる局面に似ています(参考図)。 第1図は参考図に比べると、後手が△5四歩の1手分損していますが、「角交換には5筋を突くな」といわれており、△5四歩が得な手になるか微妙なところです。例えば、参考図の場合は△5二金左などとすると▲3一角と打ち込まれていきなり不利になるところです。 (銀杏)
昼食の注文 11時となり、対局室の両者に昼食の注文がとられました。渡辺竜王が「佐賀牛入りのカレーで、辛くしないでください」という注文で特製のカレーに。佐藤二冠が「てんぷら以外のうどんを…」ということで肉うどんとなりました。 (桜木)
深い一着 佐藤二冠が14手目に△6二玉と上がりました。ここで▲6五角ではまっているように見えて、これがワナ。▲6五角以下、△7二角▲4三角成△6四歩▲7五歩△5四歩(参考1図)や △7四歩▲4三角成△6四歩(参考2図)と馬の捕獲を狙われたとき、△6二玉が生きています。△6二玉はこれだけの深い意味があったのです。 そこで、渡辺竜王は穏やかに▲7八玉と寄り、駒組みが続いています。 (銀杏)
両対局者の朝食 渡辺竜王の朝食は関係者らと同じく旅館のバイキングでした。 佐藤二冠は自室で和懐石。あまり手をつけられなかった、とのことです。メニューは下記です。 ・自家製豆腐、薬味・生ハムサラダ・焼き鮭・だし巻き・明太子・漬け物・お味噌汁・佐賀米コシヒカリ・りんごのヨーグルト・佐賀の焼きのり (バイキングの一部。パン) (名物の温泉湯豆腐もある) (桜木)
1日目午前のおやつ 10時に1日目の両対局者に午前のおやつが出されました。渡辺竜王はアイスコーヒー。佐藤二冠はフルーツの盛り合わせとホットコーヒーでした。 (渡辺竜王のアイスコーヒー。氷は対局室に持っていく直前に入れられる) (佐藤二冠。フルーツの盛り合わせ(かき、キウイ、巨峰、パイナップル、メロン、りんご)とホットコーヒー) (佐藤二冠のために待機しているペリエのボトル) (桜木)
佐藤二冠、向かい飛車に 佐藤二冠は10時前に△2二飛と向かい飛車に構えました。▲3八銀型は、▲4八銀型に比べて2筋がシッカリしており、△2四歩の攻めに備えていますが、それでも構わないということでしょうか。 (銀杏)