先手の駒組み完了 41手目から42手目▲7八金△7三桂 14時30分ごろの局面。先手は▲7八金を指し、△7三桂で手番を得ました。図は分岐点です。よさを求めて動くなら(1)▲3五歩△同歩▲同角が一例ですが、3筋で1歩を渡します。そのうえで後手の端攻めがどの程度のものかを見極めなければなりません。端攻めに備えるなら(2)▲8六歩が考えられます。(1)と(2)では方向性がまったく異なるため、次の一手は重要です。 (朝の対局室)