端にいた飛車が、4筋に移動して四間飛車の構えになりました。山崎八段は銀を引いて玉形を引き締めながら、飛車先を通します。次の△4五飛が馬取りになり、△2五飛のぶつけも見せて飛車交換を迫る狙いもありそうです。
読売新聞の新聞解説を務める池永天志五段は「▲5六銀△4五角▲同銀△同飛▲9六歩△4九飛成(変化図)まで進むと、後手よしがはっきりします。△5二銀に、先手は▲4六銀打や▲5六銀打として受けるのでしょうか。少し後手の攻めがうるさいかもしれませんが、まだまだこれからの勝負です」と見解を述べました。15時頃の大阪は雨が上がりました。しかし、湿度は相変わらず高く、蒸し暑さが残っています。
(関西将棋会館は住み慣れた大阪市福島区からの移転が決まっている)
2022年7月19日 (火)