長考の桂跳ね 実戦は48手目△9九歩成のあと、▲同銀に△8五桂と進んでいます。図の桂跳ねは1時間21分の長考。控室では△8五桂に代えて、単に△7七歩成を主に検討していました。 後手は次こそ△7七歩成で厳しい攻めで、継ぎ盤では△8五桂以下▲8二と△同金▲9一香成△7七歩成▲同桂△同桂成▲同角△同角成▲同金△3三角(変化図)という順が挙がっています。 △8五桂までの消費時間は▲豊島竜王4時間33分、△藤井三冠5時間19分です。