最後に対局者決意表明と、対局者への質問・回答です。
以上で対局前日のブログ更新を終わります。明日からの対局をお楽しみに。
読売新聞オンラインでは、対局前日の様子を動画付きで報じています。
【第34期竜王戦の前夜祭 豊島竜王と藤井三冠が抱負語る】
https://www.yomiuri.co.jp/stream/article/18245/
(藤井三冠)
「明日から第1局ということで最高峰のタイトル戦になりますが、最高の舞台にふさわしい熱戦になるよう全力を尽くして頑張りたいと思います」
(豊島竜王)
「藤井さんを挑戦者に迎えての対局となり、世間からの注目度の高さをひしひしと感じでいます。セルリアンタワー能楽堂での対局は私にとって3年連続となり、いよいよ竜王戦が始まるんだなぁという気持ちでいます。自分なりに精一杯指して熱戦を展開できればと思っております」
Q1.お互いの印象
藤井三冠「豊島竜王とは今期の王位戦と叡王戦でも対戦しています。やはり序、中盤の指し手の精度が非常に高くて、そこで差をつけられてしまうといった展開が多かったので、竜王戦では修正して臨めればと思っています」
豊島竜王「中、終盤の精度が高くて、序盤も最新形に精通されていて知識が豊富。それでいてまたさらに強くなられていて大変強敵だなと思っています」
Q2.どのような準備をしてきたか。
藤井三冠「今期の王位戦と叡王戦を振り返って、自分の課題が見つかりました。今回の竜王戦では指し手の精度を上げていけるようにしたいです」
豊島竜王「序盤の作戦を考えたり体調を整えたりしてきました。藤井さんの将棋は、対戦がなかったとしてもしっかり見るようにしています」
(書き起こし=琵琶)