2021年10月の記事
対局2日目開始(1)
封じ手は▲9七同香
七番勝負第2局2日目
おはようございます。七番勝負第2局は対局2日目、決着の朝を迎えました。このあと9時に封じ手を開封し、対局が再開します。
09:00 封じ手開封(対局再開)
10:00 午前のおやつ
11:00 大盤解説会開始
12:30 昼食休憩
13:30 対局再開
15:00 午後のおやつ
??:?? 終局
【棋譜中継】
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/34/ryuou202110220101.html
【攻める藤井三冠、受ける豊島竜王…難解な勝負所で竜王戦第2局1日目終了】
https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/20211022-OYT1T50181/
封じ手クイズ
竜王戦七番勝負を速報する読売新聞オンラインでは毎局、全対局でスペシャル企画「封じ手クイズ」を開催しています。
毎局、正解者の中から豊島竜王、藤井三冠のサイン入り色紙がそれぞれ1人にプレゼントされるほか、いずれか1局の正解者の中から抽選で1名に、対局で実際に使われた封じ手1通が贈られます。
第2局の応募締め切りは、10月23日午前8時まで。応募はこちらから。
https://yomipo.yomiuri.co.jp/present/detail/5220
読売新聞オンラインの竜王戦特設ページはこちら
https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/
以下は現地の封じ手予想。
「ピタっとした手は思い浮かばない局面で、ゆっくりしていると後手がよくなっていきそうです。先手が耐える将棋になるのかな。▲4八金や▲2五飛で、後手がどこかで△9四飛と歩を取り払うのを甘受する展開になりそうです」(福崎九段)
「いろいろと考えましたが、予想は消去法で▲9七同香にします。以下△9八歩に▲7七歩で後手の角筋を閉ざして戦います。ただしそこで△7三桂が味のよい桂跳ねになりますが。先手が受身な状態で、攻め合いにはなりにくいです」(小林裕七段)
「人間的には2択の局面で、▲9七同香△9八歩▲7七歩か、▲2五飛△7三桂▲2四歩△3三桂▲2六飛△2五歩▲4六飛のどちらかです。ただ後者は後手陣の左右の桂跳ねが味よく、また△3五歩~△2四飛で歩を取り払う変化も生じます。なのでやるならば▲9七同香のほうですね。それでも後手は好きなタイミングで△9九歩成▲同銀を利かせるようになりますし、先手が苦労しそうです。勝負手気味な手を繰り出したいところですが、探すのが難しいですね。耐えて、反撃を楽しみに、という将棋になると思います」(服部四段)
「持ちたいのは後手です。歩の垂らしを放置すると△9四飛で、先手の主張だった拠点がなくなってしまいます。それだけは阻止したいので、▲9七同香△9八歩▲7七歩の辛抱を予想します」(麻生三段)
1日目終了
封じ手
18時、図の局面で豊島竜王が38分考えて次の一手を封じました。消費時間は▲豊島4時間15分、△藤井聡3時間17分(持ち時間各8時間)。対局は明日23日(土)の9時に再開します。
あと20分
仁和寺(2)
仁和寺には歴史的な国宝、重要文化財の建造物がたくさん点在しています。
■二王門(重要文化財)
仁和寺の正面に建つ巨大な門で、左右に阿吽の金剛力士像が安置されています。建築形式は平安時代の伝統である和様で統一されており、「京都三大門」のひとつに数えられています。
■五重塔(重要文化財)
1644年に建立。各層の幅に差がない、均整の取れた姿が特徴的で、総高は36.18メートル。柱や壁面には真言八祖や仏、菊花文様などが描かれています。
■観音堂(重要文化財)
江戸時代初期に建てられ、およそ370年ぶりの「平成大修理」を終えて現在の姿になりました。僧侶たちの修行の場であり、通常内部は非公開。重要な儀式が行われる特別な場所です。本尊は千手観音菩薩で、動明王や降三世明王が祀られています。
■金堂(国宝)
仁和寺の本堂。1613年に京都御所の天皇の重要行事を行う宮殿として建てられ、のちに仁和寺に移築された現存最古の紫宸殿。当時の宮殿建築を伝える建築物として、国宝に指定されています。内部には仁和寺の本尊・阿弥陀三尊のほか、四天王像や梵天像が安置されています。